熱帯魚の海水魚と淡水魚で飼育が難しいのはどちらか!
熱帯魚飼育を始めたいが、海水魚と淡水魚のどちらを飼育しようか悩んでいる方もいますよね?
初めて飼育をする方は、どちらも飼育が難しそうで、自分でも飼えるのかなぁと不安に感じると思います。しかし、飼育方法が難しく感じるのは初期段階だけで、数カ月もすれば当たり前のように水槽管理ができるようになります。
本題の、海水魚と淡水魚で飼育が難しいのはどちらか?という事ですが、私の経験から「海水魚」の方が難しく感じました。
ですが、海水魚の中にも初心者向けの種類があり、それらを選べば飼育自体は決して難しくありません。海水魚を飼育するうえで一番に考えなければいけないのは、混泳させる組み合わせになります。
海水魚は縄張り争いをする種類がほとんどで、その組み合わせを選ぶのに意外と苦労しました。また、「人工海水の素」や淡水魚飼育では使用しない器具類が必要になりますので、コスト面でも苦労します。
そういった飼育以外の面も踏まえると、どうしても「海水魚飼育は難しい!」という印象になってしまいます。
ここでは、海水魚を飼育するにあたって、何が難しいのか記載していきたいと思います。
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・海水魚飼育が難しいと感じる点!
海水魚飼育を始めるに時に、「これは、どうすればいいんだろう?」と思う事が多くあります。私も飼育を始める時は、自分で色々調べたり、ショップの店員さんに聞いたりしました。
私が、飼育開始時に悩んだ事を3つ挙げていきます。
◎飼育水はどうやって作るのか?
淡水魚と違い、海水魚を飼育する訳ですから、もちろん飼育水は「海水」を準備しないといけません。
では、どうやって作るのか?
バケツやポリタンクに水を入れ、カルキ抜きを入れた後に「人工海水の素」を入れてよく溶かし、バクテリア剤を適量投入して20分ぐらいを目安にエアレーションして作ります。
その時に気を付けるのが、海水には比重というものがあります。
◦海水魚水槽・・・1.019~1.024
◦サンゴ水槽・・・1.021~1.023
上記の数値が比重の目安で、この比重を計るために「比重計」という器具が必要になります。
この比重を合わせるのが意外と難しいため、「人工海水の素」の量が測れる目盛り付きのカップが販売されていますので、ショップで購入した方が良いでしょう。
◎どのくらいの水槽を準備するようなのか?
私自身、水槽サイズはけっこう悩まされたところになります。色々調べても、「小型水槽でも飼育は可能」と書いてあったり、「大きい水槽でないとダメ」と書いてあったり、答えがまちまちでした。
もちろん、飼育したい生体によっても変わってきます。小型水槽で大きくなる種類は飼えませんし、大型水槽に小型魚1匹では少し淋しいです。
しかし、どの本やサイトでも共通して書いてあったのは、大きい水槽の方が水質が安定するので、最低でも60cm規格水槽ぐらいのサイズを選んだ方が良いとの事でした。
それに習い、私も最初は友人から譲り受けた60×45×45水槽を使って、サンゴを導入した混泳水槽にしていました。その後、カクレクマノミを単独飼育するために、25cmキューブ水槽で飼育しました。
それを考えると、小型水槽でも大型水槽でも飼育は可能という結論になります。飼育を始める時に、
◦混泳水槽にしたいのか!
◦小型種を単独飼育したいのか!
◦サンゴ水槽にしたいのか!
等を考えて、自分の作りたい水槽に合わせて決めていただければ大丈夫です。ポイントとしては、後で水槽を変更するのは意外と大変なので、最初の段階でしっかり決めるようにしてください。
◎海水魚を混泳させる時の組み合わせは?
淡水魚と同じように魚を群泳させて楽しもうと考えている方もいると思いますが、大きな水槽を準備しても、群泳させるほど多くの海水魚を導入する事はできません。
また、海水魚は縄張り争いが激しく、組み合わせが上手くいかないと、どちらかが死ぬまで争いが続きます。小型魚だからといって、決して大人しい訳ではありません。
そして、水槽に導入する生体数の目安ですが、60cm規格水槽サイズで小型な種類を3~5匹になります。
導入する生体選びのポイントとして、
◦同種同属は水槽内に1匹にする
◦体型(シルエット)が似ている生体同士を混泳させない
◦魚食性の強い生体を導入しない
この3点を注意していただきたいです。
海水魚やサンゴの飼育に興味のある方は、以下の記事も参考にしてください。
・淡水魚飼育が簡単に感じる点!
海水魚飼育を経験すると、淡水の熱帯魚飼育が簡単に感じてきます。
その理由として、
◦水替え用の飼育水が簡単に作れる
◦混泳が比較的容易である
◦小型水槽で手軽に始められる
と、以上の3つが考えられます。海水魚飼育で悩んだ事の真逆と思っていただいて大丈夫です。
最初のシステム作りや普段の水槽管理が海水魚水槽よりも楽ですし、混泳もそれほど神経質にならなくていいのが飼育が簡単に感じる点になります。
アロワナなどの大型魚や、一部飼育難易度が高い種類は別として、ほとんどの種類の飼育が容易な事も簡単に感じる理由です。また、海水魚よりも流通量が多く、金額が安いのも理由といえます。
手軽にできる淡水魚の飼育を考えている方は、以下の記事も参考にしてください。
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まとめ
熱帯魚飼育を開始する時、海水魚にしようか淡水魚にしようか迷う事もあると思います。その気持ちは非常によくわかります。
両方の飼育をした事がある経験者として言えるのは、飼育は海水魚の方が難しいですし、手間も多くなります。それに、飼育していくうえでの維持費もかかります。
海水魚・サンゴ・イソギンチャクの美しさに魅力を感じて、ぜひ飼育してみたいと思う方には海水魚飼育をオススメします。しかし、海水魚を飼育しようか淡水魚を飼育しようか迷っている場合は、まず淡水魚の飼育から始めて、飼育方法がある程度分かってきたら海水魚の飼育にチャレンジするという方が失敗が少なくなりオススメです。
(関連記事)以下の記事も参考にしてください。