『海水魚飼育』の初心者にオススメできる生体は!

『海水魚飼育』の初心者にオススメできる生体は!

『海水魚飼育』を始めたいと思っても、飼育開始初期にどのような海水魚が飼えるのか分かりませんよね?私も海水魚飼育を始める時、生体について色々調べた覚えがあります。

準備する水槽設備によって飼育できる生体は変わってきますが、初心者の方にもオススメできる生体という事なので、あまり大きな水槽での飼育とは考えず、60cm規格水槽サイズでの飼育として考えていきます。

まず、海水魚は同種同属間での縄張り争いが激しいので、同じ種類や近縁種同士の混泳は難しくなります。ほんの一部の種類を除き、同種同属間の混泳は不可能と考えていただいた方が分かり易いと思います。

生体の選び方ですが、飼育初期の段階では「安価・丈夫・エサ食いが良い・水質悪化に強い」というのがポイントになります。

また、いくら縄張り争いをするといっても、小型魚が1匹だけ泳いでいる水槽では、せっかく飼育を始めたのに何かつまらないです。

ですので、ここではその後の混泳の事も考えて生体を紹介していきたいと思います。

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・飼育開始初期にオススメの生体!

◎スズメダイの仲間

スズメダイの仲間は、非常に多くの種類が流通されています。安価で丈夫でキレイと何拍子も揃っていますし、水質悪化にも強くエサは何でもよく食べます。

しかし、気が荒いのが欠点で、何も考えずに導入してしまうと、後から生体の追加ができなくなり非常に後悔する事になります。

それでも初期段階ですから、300円前後で販売されている個体は金額的に魅力的です。

後から追加する生体の事も考えて、この仲間の中では「デバスズメダイ」がオススメになります。気性の荒いスズメダイの中では珍しく温和な種類で、その後の生体の追加も問題なくできます。

◎クマノミの仲間

クマノミの仲間も初期段階ではオススメになります。スズメダイより少し金額は高くなりますが、1000円~1500円前後ですので、それ程高額という訳ではありません。

丈夫で水質悪化にも比較的強く、エサも何でもよく食べるので飼育自体も容易になります。

クマノミの仲間も種類が豊富ですが、やや大きくなるものや、気性が荒く混泳には向かない種類もいます。

この種類の中で、後の混泳も考えて生体選びをするとなると、やはり一番人気の「カクレクマノミ」か、比較的大人しい「ハナビラクマノミ」がオススメになります。

◎ハゼの仲間

一見弱そうに見えるハゼの仲間ですが、実は水質悪化にも強く、初期段階でもオススメできる種類になります。

ハゼの仲間は、生態により3種類に分けられます。水槽内をホバリングする「遊泳性ハゼ」、テッポウエビと共生する「共生ハゼ」、砂を口に含みその中の微生物を食べる「ベントス食性ハゼ」の3つです。

その中で初心者向けなのが「遊泳性ハゼ」になります。金額は、1000円前後のものから数万円のものまで様々ですが、どの種類も飼育は特別難しくありません。

しかし、今回は安価というのもポイントとしていますので、金額が1000円前後の「ハタタテハゼ」か、若干高価で3000円前後になる「アケボノハゼ」がオススメになります。

◎ベラの仲間

ベラの仲間は、砂に潜る習性のあるものや、最大で30~50cmと大型になるものまで様々な種類が存在します。その中でも、初心者にオススメできるのは、やはり小型で丈夫な種類になります。

小型でキレイな種類もたくさんいますが、高額で取引されているものが多く、今回のテーマに向かない種類がほとんどです。

しかし、全てが高額な訳ではありません。安価で流通量も多く、入手しやすい種類としては「ニセモチノウオ「コガネキュウセン」になりますので、この2種類がオススメできます。

◎エビの仲間

エビというと、淡水の水槽ではコケ取りのイメージがあり、やや地味な存在ですが、海水のエビは、赤を基調とした派手な種類が多いのが特徴になります。

水槽の底に落ちた残りエサも処理してくれますが、魚の体表をクリーニングするという珍しい行動をするものまで、色んな種類が販売されています。

水槽内に1匹いれば充分存在感がありますし、エビ同士で争う事もあるので、淡水魚飼育のような複数飼育はあまりオススメできません。

クリーニング行動はしませんが、金額的に安いのは「キャメルシュリンプ」で、クリーニング行動を観察したい場合は「スカンクシュリンプ」がオススメになります。

魚より、水質の悪化や水質の急変には弱い面があるので、導入時の水合わせは慎重に行わないといけません。一度水槽に慣れてしまえば長期飼育も可能になります。




・6カ月後あたりに導入したい生体!

◎小型ヤッコの仲間

小型ヤッコの仲間は非常に人気のある種類で、金額も1500円前後のものから数万円のものまで様々あり、飼育難易度も初心者向けから上級者向けまでと、奥の深い種類になります。

成長しても最大で8cmぐらいですが、大きめの個体は餌付きにくい面があるので、購入の際は小さめの個体を選ぶのもポイントです。また、小型ヤッコ同士は争いになってしまうので、水槽内に1匹が基本となります。

体色が鮮やかな「フレームエンゼル」や「レモンピール」を選びたいところですが、金額が今回のテーマに合いませんので、1500円~2000円前後で販売されている「ルリヤッコ」「アカハラヤッコ」がオススメになります。

◎ハナダイの仲間

ピンクやオレンジといった目立つ体色の種類が多いハナダイの仲間ですが、深場に生息するものや、性格の弱い種類が多いのも特徴の一つです。

深場に生息するものは、減圧処理がしっかりされている個体を選ばないと長期飼育が難しく初心者向けではありません。また、性格が弱すぎる種類も、今後の混泳を考えて導入は控えた方が良いでしょう。

この仲間の中では「キンギョハナダイ」がオススメになります。性格的にも強すぎず弱すぎずといった感じですし、飼育自体も初心者向けの種類です。

水槽に導入する時は、3~5匹を一緒に入れた方が落ち着きやすいので、ハナダイの飼育を考えている場合は、飼育初期の生体数は極力抑えておく必要があります。

◎ハギの仲間

自然下では、20~30cmまで成長するといわれているハギの仲間ですが、水槽内ではそこまで成長する事は少なく、水槽サイズに合わせて成長が止まります。

ハギ同士は争いになりますが、他魚種とは問題が起きる事は少なく混泳もできます。しかし、白点病になりやすい面があるので、魚病薬が使えるシステムにしておくと安心です。

カラーリングや体型に特徴のある種類が多く、水槽の主役として最適になります。やはり、大きい個体は餌付きにくいので、導入の際は小さめの個体を選びたいところです。

ディズニー映画の主役にもなり、ドリーの愛称で親しまれる「ナンヨウハギ」を選びたいのですが、4000円前後とやや高額なので、3000円前後で販売されているキイロハギ」がオススメになります。

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「飼育日記」もいいのですが、初心者の方にオススメできる生体や、飼育方法などを記事としてブログに載せてくれると感謝されるとと思います。

また、広告を掲載して小遣い稼ぎをしてもいいですし、利用用途はたくさんあります。レンタルサーバーなら突然利用停止なんて事もなく、安心して使っていく事ができますので、興味のある方は早速始めてみてはいかがですか。

まとめ

初心者の方にもオススメできる生体として、飼育初期段階を5種類・6カ月後を3種類選んでみました。

飼育を始める時は、この先の飼育が上手くできるかが分からないので、あまり高額な生体を選ぶのは難しく感じます。その考えは私自身も持っていたので、できるだけ安価な種類を探して記載しました。

60cm規格水槽ですと、小型な種類を4~5匹が適当な生体数なので、上記に記載したオススメ生体の中から、自分好みの組み合わせを選んで混泳を楽しんでいただきたいです。

比較的、他魚種にはちょっかいを出さない種類を選んだつもりですが、人間と同じく個体それぞれ性格が違いますので、100%成功するとは限りません。普段から水槽内をよく観察して、争いが起きているようなら、どちらかを隔離するなど早めの対応を心掛けてください。

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