簡単に飼育できる金魚の種類は何か!

簡単に飼育できる金魚の種類は何か!

簡単に飼育できる金魚ってどんな種類かなぁ!と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

「部屋のインテリアとして」・「子供が飼いたいと言い出した」・「金魚すくいで取ってきた」など、理由は色々あると思いますが、全ての金魚の飼育が難しい訳ではありませんので安心してください。

金魚は、中国産のフナが突然変異して誕生したものなので、長期飼育していると比較的大きくなります。個体が小さいうちは、金魚鉢などで飼育ができますが、将来的には少し大きめの水槽やトロ舟(金魚すくいで使っているケース)などが必要になってきます。

「金魚」の分類ですが、体型などによって4種類に分けるのが一般的で、その種類は「和金型」・「琉金型」・「オランダ獅子頭型」・「らんちゅう型」になります。らんちゅう型は飼育難易度が高いので今回は触れませんが、他の3つの分類ごとの特徴や、代表的品種などを説明していきたいと思います。




・和金型

(代表的品種)

◎和金

◎コメット

◎朱文金

お祭りの金魚すくいでお馴染みなのが「和金」で、「コメット」や「朱文金」も熱帯魚ショップで比較的安価に販売しています。これら「和金型」は最も飼育が簡単な種類で、特徴としては3種とも活発に泳ぎ回ります。

活発に泳ぎまわるので、水槽内にはしっかりと遊泳スペースを作ってあげたいところです。小さい個体のうちは金魚鉢などで飼育できますが、生体数は少なめにしましょう。

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・琉金型

(代表的品種)

◎琉金

◎キャリコ琉金

◎出目金

◎キャリコ出目金

※更紗(さらさ)とは・・赤と白が混じりあった模様。

※キャリコとは・・浅葱色(青)・黒・赤の3色のまだら模様。

丸い体形で、ゆったり泳ぐのが特徴的な種類になります。熱帯魚ショップでも多く販売されていて、好みの個体やカラーリングを選ぶ事ができます。エサの与え過ぎは、体形を崩してしまいますので注意が必要です。

また、この種類は動きが遅いので、「和金型」のように活発に泳ぐ種類とは同居させない方が良いでしょう。飼育自体はそれほど難しくありませんので、初心者でも安心して飼育を始める事ができます。




・オランダ獅子頭型

(代表的品種)

◎オランダ獅子頭

◎丹頂

オランダ獅子頭は、琉金の突然変異で誕生した種で、泳ぎも琉金と同じくゆったりしています。最大の特徴は肉瘤(にくりゅう)のある頭で、成長と共に発達していきます。

丹頂は、白い体色で頭の部分が赤く、非常に優雅な感じがします。どちらも飼育はそれほど難しくありませんが、金額がやや高価です。「琉金型」と一緒に飼うのは問題ありませんが、動きの速い「和金型」とは、相性があまり良くありません。

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まとめ

金魚は非常に種類が豊富で、ここに挙げた以外にも、たくさんの種類が存在します。観賞魚としても古くから親しまれてきて、知名度や人気はナンバーワンといっていいでしょう。

金魚を見て楽しむ方法は2種類で、横から見る「横見」と、上から見る「上見」になります。観賞魚は、水槽などでの飼育が一般的なので「横見」が主流と思いがちですが、品評会は「上見」で行われる事から、「上見」が主流といえるでしょう。どちらの見方にもそれぞれの魅力がありますので、色々な飼育方法を試してみてください。

簡単に飼育できる金魚の種類は何か!ですが、初心者でも飼育が容易なのは「和金型」と「琉金型」になります。「オランダ獅子頭型」も飼育自体は比較的容易ですが金額が高いので、初心者向けとは言いづらいです。「琉金型」がしっかり飼育できるようになってから選びたい種類になります。

また、「和金型」は、誰もが楽しめる「金魚すくい」で手に入れる事ができます。お祭りへ行く前に金魚鉢や小型水槽の準備をしておけば安心して「金魚すくい」を楽しめますので、特にお子さんのいる方は試してみてください。

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