30cmキューブ水槽でサンゴの飼育を始めたい!

30cmキューブ水槽でサンゴの飼育を始めたい!

30cmキューブ水槽でサンゴの飼育を始めたい!と思っている方も多いですよね?

サンゴ飼育のイメージとして、海水魚より水質に敏感で、大きい水槽に大掛かりなシステムが必要になると思っている方も多くいると思います。

確かに、水質や水温に対しての許容範囲が狭く、飼育が難しいとされる種類も多くあるのは事実ですが、全ての種類にそれが当てはまるという訳ではありません。

さすがに、水量が10リットル前後の水槽では飼育が難しくなりますが、20~30リットルの水量が確保できれば、サンゴ水槽を完成させる事ができます。

ここでは、水量が約27リットル確保できる30cmキューブ水槽でのサンゴ飼育を考えていきたいと思います。

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・30cmキューブ水槽とは!

30cmキューブ水槽は、幅・高さ・奥行が全て30cmと、形が立方体で水量は約27リットル確保できます。同じ幅の30cm規格水槽ですと水量が約13リットルなので、同じスペースに置くと考えれば、キューブ水槽の方が水量が確保できるので飼育面も有利になります。

サイズ的に、30cm規格水槽に比べて底面積や高さがあるので、サンゴを多く配置できるのが利点になります。また、ライブロックも多く入れられる事で、水質悪化がやや抑えられますし、レイアウトが色々考えられるのも良いところでしょう。

30cmキューブ水槽用の器具類が多く販売されているのもオススメできるポイントになります。

・準備したい器具類!

60cm規格水槽に比べて水質悪化が早いので、肝となる器具は濾過フィルターになります。フィルターは、40~50リットル用のワンランク上のものを準備しましょう。ワンランク上のフィルターが準備できない場合は、小型のプロテインスキマーを設置するという方法もあります。

また、30cm規格水槽よりも高さがあるため、照明器具も水槽の底の方まで届く光量のものを選んでください。

サンゴ飼育において、多方向からのランダムな水流も大切になってきます。フィルターからの水流にプラスして、水流ポンプで強制的に水流を作るようになりますので、水槽サイズに合ったものを用意しましょう。逆に、水流が強すぎると水槽内が洗濯機のようになってしまうので、大きめのサイズのものにする必要はありません。

この他、ヒーター・水温計・底砂(サンゴ砂)・人工海水の素など、海水魚飼育に必要な器具類は揃えるようになります。

サンゴをレイアウトするためにライブロックも必要で、30cmキューブ水槽でしたらライブロックは3kg程度で充分です。岩組みがしやすいように、小さめのものを選んだ方が良いでしょう。

水槽の器具類とは関係ありませんが、水量が少ないので水替えの頻度は多くしないといけません。水槽管理に必要な、清掃道具やバケツなどは多めにストックしておいた方が安心です。




・飼育が可能なサンゴは!

ミドリイシやコモンサンゴなどのSPS類の飼育は、余程の飼育技術がない限り無理と考えてください。また、水質悪化に敏感な種類も飼育は難しくなります。ですので、この水槽でも飼育が可能なサンゴをピックアップしていきます。

(飼育開始初期)

◎スターポリプ

◎ディスクコーラル

◎バブルコーラル

初期の段階では、水質に対し比較的許容範囲の広い種類を選びましょう。後でサンゴを追加していく事も考えないといけないですし、カラーリングやバランスなども考慮して、この3つの中から1~2個導入するのが良いと思います。

(少し慣れたら追加したいサンゴ)

◎コハナガタサンゴ

◎ナガレハナサンゴ

◎コエダナガレハナサンゴ

◎ハナサンゴ

◎ウミキノコ

◎クサビライシ

◎マメスナギンチャク

◎好日性トサカ

水槽のスペースの関係もありますので、これら全部を導入するのは無理になりますが、小さめの個体を選び上手くレイアウトすれば3~4個は導入できます。

この辺りのサンゴを揃えていけば見栄えのする素晴らしい水槽が出来上がります。海水魚も小型種を中心に1~2匹導入すれば、小型水槽でのサンゴ飼育が成功したといって良いでしょう。

(目標にしたいサンゴ)

◎ツツウミヅタ

◎ウミアザミ

◎オオバナサンゴ

◎クダサンゴ

◎陰日性サンゴ全般

小型水槽でのサンゴ飼育で最終目標にしたいのは、この辺りのサンゴになります。

ビビットなカラーリングのオオバナサンゴや、可憐なイメージのあるウミアザミ・ツツウミヅタなどは、大きい水槽でも長期飼育が難しいので、30cmキューブ水槽で飼育できるようになれば、サンゴ飼育において中級者レベル以上と考えて良いでしょう。

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まとめ

30cmキューブ水槽は、比較的少ない予算で手軽に飼育が始められるので、非常に人気の高い水槽サイズになります。飼育開始の時点で、器具類をある程度揃えるのも状態良くサンゴを飼育していくためのポイントです。

サンゴが中心の水槽ですので、導入できる生体数は小型な種類を1~2匹と考えてください。生体数が多いと、残りエサやフンも多くなり水質悪化が早くなってしまいます。1匹の小型魚がサンゴの隙間を泳いでいる姿を観察するのは非常に癒されますので、どちらかといえばそのようなサンゴ水槽を目指していただきたいです。

サンゴは海水魚に比べて水質に敏感なので、生体の導入に関してはガマンが必要になります。混泳の難しいスズメダイなどを単独飼育するのも良いのではないでしょうか。

導入する生体の注意点として、ポリプ食の強いヤッコやチョウチョウウオはもちろんの事、ヤドカリやエビの仲間の中にもサンゴを突っつく種類がいますので、食性などを調べてから水槽内に入れるようにしましょう。

小型水槽でのレイアウトになりますので、サンゴの大きさは小さめの物を選んでください。熱帯魚ショップで見た時は小さめだと感じても、自宅の水槽に入れると意外と大きかった!なんて事はよくあります。私の経験で、「小さ過ぎると思うような個体が丁度いいサイズだった」と感じる事も結構ありましたので、個体選びの参考にしていただきたいと思います。

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