『海水魚水槽』基本のレイアウト方法!

『海水魚水槽』基本のレイアウト方法!

海水魚水槽のレイアウトを、どのようにしたらよいのか悩んでいる方も多いですよね?

海水魚飼育を始める時、まず最初に行うのはレイアウトを作る作業になりますが、これが意外と難しく、色々試しているうちに時間だけが過ぎて行ってしまう・・・。なんて事も経験があるのではないでしょうか。

確かに、ライブロックの岩組みは難しく、1回目の作業で成功するというのはほとんどないので、数回やり直していくのが普通です。

せっかく上手くできたと思っても安定が悪く崩れてしまったり、岩組みをしていっても自分の理想とするレイアウトにならないなど、これには本当に悩まされます。

しかし、それにはやはり原因があって、ライブロックの量が水槽に合ってなかったり、作りたい水槽のテーマを決めってなかったりと、レイアウトを作り始める前に考えなくてはいけない事があります。

ここでは、水槽のレイアウト作成で悩んでいる方の手助けになる内容を記載していきたいと思います。

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・ライブロックの量の目安!

ライブロックは、熱帯魚ショップでキロ単位で販売されています。海水魚中心の水槽にするのか?それとも、サンゴ水槽にするのか?によって必要なライブロックの量は変わってきます。

しかし、飼育初期の段階では、まだどちらの水槽にしようかを決めるのは難しいと思うので、最初は少なめに購入して足りない場合に後で追加するという方法が良いと思います。

初期段階の一般的な目安として、

◦30cmキューブ水槽(水量約25L)・・・2~3kg

◦60cm規格水槽(水量約55L)・・・5~7kg

◦60×45×45水槽(水量約100L)・・・10kg前後

◦90×45×45水槽(水量約180L)・・・20kg前後

と、このぐらいが適量でしょう。

これ以外の水槽で飼育する場合は、上記の量を目安にし、水槽の水量に応じて購入してください。

また、サンゴをぎっしり配置したい場合は、上記に記載した量以上にライブロックが必要になります。

・ライブロックの選び方!

1kg2000円~3000円と、やや高額で販売されているライブロックですが、ろ過の手助けになる「魔法の岩」なので、海水魚水槽には欠かせないものになります。

ピンクや紫の石灰藻が程よく付着し、変なニオイのしないものが良質とされています。ショップによっては、良質のものと普通のものを金額別に販売しているところもあります。

できれば、金額の高い良質なライブロックを選びたいところですが、予算の関係もありますし、ショップで粗悪なものが販売されている事もほとんどないので、予算に合わせて選んでいただいて大丈夫です。

購入の際に気を付けたいのは、通販など商品を見ないで買う場合です。金額が安すぎるものや、レビューや商品説明が記載されていないものは注意が必要になります。

セットで販売されているものは仕方ありませんが、ショップでの購入時に自分で選べるなら、同じサイズのものだけではなく、色んなサイズのもの選んだ方が水槽内での岩組みがしやすくなります。

・水槽のテーマを決める!

購入してきたライブロックは、大きめのバケツや衣装収納ケースなどに海水を作り、エアレーションをしておけば、1~2日は置いておけます。

もちろん、購入してきてすぐに水槽に入れても大丈夫ですが、やみくもに入れていくより、どんなレイアウトにするのか、ある程度自分なりのテーマを決めてからの方が何度もやり直さなくて済みます。

個人個人好みがありますので、テーマの決め方に決まりはありませんが、あれもこれもではなく一つに絞った方が良いです。

私の場合は映画やアニメが好きなので、

◦「タイタニック」のような沈没船をイメージした水槽

◦「ルパン三世 カリオストロの城」のような古代ローマ帝国をイメージした水槽

◦「ファインディング・ニモ」に出てきた歯医者さんの水槽

などを、テーマとしてレイアウトを作っていきました。

熱帯魚ショップでは色んな装飾品が販売されていますので、ライブロックなどを買いに行った時に探してみてください。




・ライブロックの配置方法!

水槽に海水を入れて自分なりのテーマも決まったら、遂にライブロックを水槽内に入れ岩組みしていきます。

岩組みの方法としては色々ありますが、崩れないように安定させるのが基本になります。今後、サンゴも導入するでしょうし、岩陰を生体が隠れ家とする場合もあるので、不安定な岩組みだけは避けてください。

下の方の土台は、大型のライブロックを置いていき、中型から小型のライブロックを、山になるようなイメージで積み上げ岩組みしていきます。

水槽正面からの見た目として、

◦左側に山を作る

◦右側に山を作る

◦中央に山を作る

◦左右両サイドに山を作り、中央には空間を作る

と、大まかにこの4つの方法が考えられます。

水槽内に設置する器具類はできるだけ隠すように、自分の水槽に合った配置にしてください。

また、サンゴ水槽を目指す場合は、「この場所には、このサンゴを置く」などのイメージをしながらの方が、後のレイアウトが楽になります。

また、気が弱いとされるハゼなどの導入を考えている場合は、数カ所の小さい空間を作って、隠れ家のある岩組みしてください。(いくら隠れ家を作るためとはいえ、不安定なものはNGです)

・ライブロックを使わないレイアウト!

今までは、ライブロックを使ったレイアウトの方法を考えてきましたが、ライブロックを使わないレイアウトというのもあります。

ライブロックや、エビ・サンゴなどの無脊椎を導入している水槽では魚病薬が使えません。(一部、無脊椎OKという魚病薬もあります)

そのため、白点病になりやすい、チョウチョウウオやフグの仲間の飼育を考えている場合は、ライブロックではなく、サンゴ岩や装飾品を使ってレイアウトするのが一般的になります。

サンゴ岩は、サンゴの骨格が白化したもので、海水魚を扱っている熱帯魚ショップで販売されています。金額は、ライブロックよりは安いので、岩組みをする際の土台としても使用できます。

真っ白なサンゴ岩のみを岩組みしてもキレイなレイアウトができ上がりますが、他の装飾品や飾りサンゴなどと合わせて使えば、更に華やかな明るい水槽に仕上がります。

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まとめ

海水魚飼育のレイアウトは、ライブロックを使うのが一般的になります。今回は、水槽サイズ別のライブロックの量の目安や、ライブロックの選び方・岩組みの方法などを記載してみましたので参考にしてください。

上記では説明しませんでしたが、水槽に入れるライブロックの下には、5cmぐらいを目安に「サンゴ砂」を敷くと自然な感じに仕上がります。また、魚種によってはライブロックを使わずに、サンゴ岩や飾りサンゴなどでレイアウトする場合もあります。

もちろん、レイアウトを作る事は重要なんですが、自分が飼育したい「海水魚・エビ・サンゴ・イソギンチャク」などの生態を、まず一番最初に調べる事が大切です。

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