海水魚水槽を大きくする方法!

海水魚水槽を大きくする方法!

海水魚水槽を大きくしたい!と思った事はありませんか?

水槽を立ち上げる時に、手軽な「セット水槽」で始めて、飼育していくうちに手狭になり、水槽を大きくしたいと考える事もあると思います。

海水魚飼育を続けていると、現在飼育している生体より大きい個体の物や、難易度の高いサンゴの飼育にチャレンジしたくなるのは自然な流れです。そこで、水槽を大きくするために、どんな器具類が必要になってくるかを考えていきたいと思います。




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~水槽のサイズアップに必要な物~

◎フィルター

現在使用している濾過フィルターでは容量が小さく濾過能力が足りないので、変更する水槽サイズに合ったフィルターが必要になります。

外部式フィルターの場合、サブフィルターを設置するという手もありますが、新しいフィルターを購入するのをオススメします。

フィルターの中に入れる「ろ材」ですが、私の場合は、現在使用中の「ろ材」に、足りない分の「ろ材」を追加して、混ぜて使用しました。せっかくバクテリアの繁殖している「ろ材」を使わないのは、もったいないですからね。

◎底砂

厚めに敷いた底砂には濾過能力があるといわれますが、普通に敷いている底砂には、それほど大きな効果は期待できません。

せっかく新しい水槽にするのでしたら見た目も大切ですから、思い切って新しいサンゴ砂を敷いた方が綺麗に見えます。私も、新しいサンゴ砂を入れましたが、濾過面で問題も起きませんでしたし、綺麗にもなりました。良かった事の方が多かった気がします。

◎バケツやポリタンク

意外と忘れがちなのが、バケツやポリタンクなどの海水をストックしておく物です。現在の飼育水は、飼育している生体が慣れている貴重な海水ですので、新しい水槽でも使用します。

その他にも、飼育している生体・ライブロック・サンゴなどを入れておく容器も必要になります。

飼育水のストックは、しっかり洗ったポリタンクでも大丈夫ですが、ライブロックやサンゴは透明の衣装ケース等を利用した方が、取り出しやすくて便利だと思います。生体は、バケツやプラケースに蓋をしておけば平気です。

短時間で終わりそうなら問題ないのですが、水槽を取り換えるのは意外と時間がかかるものです。プラケースなどに生体を入れた場合は、エアレーションをするのも忘れないようにしましょう。




◎人工海水

ポリタンク等でストックした海水の他、新しい海水も必要になります。ストックしている海水は新しい水槽に全部移せる訳ではないので、少し多めに用意しましょう。

人工海水の素が余っても次回の水替えで使用できますので、多過ぎるくらい購入しても無駄にはなりませんので安心してください。逆に、足りない方が困りますので注意しましょう。

◎その他の器具類

水槽台は、水槽サイズに合った物を準備しましょう。

ヒーターの容量が足りない場合は、変更するようになります。

照明器具ですが、魚中心の水槽であれば、後々の変更でも大きな問題になりませんが、サンゴ水槽の場合は、水深まで光の届く照明に変更する必要がでてきます。サンゴは、光量不足で状態が悪くなると元の状態に復活させるのは難しくなります。

水流ポンプは変更した水槽サイズにもよりますが、1つは追加した方が良いと思います。魚・サンゴ共に、ランダムな水流が必要になりますので、ガラス面をクッションにして、多方向から水流を作るようにしましょう。

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~今後追加したい物~

◎ライブロック

現在使用中のライブロックだけでも問題ありませんが、水槽を大きくすると、やや物足りない感じになってしまいます。新しい水槽で岩組みをしてみて、少し寂しいようなら追加した方が良いでしょう。

ライブロックは意外と高価ですので、サンゴ岩などで代用するのも一つの方法です。熱帯魚ショップで販売している所もあるので探してみてください。ライブロックよりは経済的になります。

◎水槽用クーラー

初心者向けの生体やサンゴの飼育から、中級者向けのものにステップアップしようと考えている方は、必要になってきます。

難易度の高いイソギンチャクや、餌付けの難しい生体などは飼育環境が非常に大切になります。水質悪化や高水温に敏感な種類が多く、特に夏場の高水温対策には必須アイテムになります。多数のメーカーから様々な種類が販売されていますが、決して安い物ではないので、予算に応じて決めるのが良いと思います。

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まとめ

水槽が大きくなると、飼育できる生体やサンゴの種類も大幅に増えてきます。もちろん、一度にたくさんの個体を導入できる訳ではありませんが、水槽を大きくする上では生体やサンゴの追加が一番の目的だと思います。しかし、水槽を大きくするためには生体やサンゴの他にも、ある程度の予算が必要になります。

そして、水槽の変更作業ですが、順調に進んでも半日ぐらいはかかると思った方が良いです。この作業を1人で行うのは少々無理があり、現実的ではないので、友人や家族に手伝ってもらえるようにお願いしてみましょう。

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