海水魚水槽の濾過能力を高める方法!

海水魚水槽の濾過能力を高める方法!




海水魚飼育をしていると、サンゴや生体を次々に追加していきたくなりますよね?

海水魚は淡水魚と違い、一度にたくさんの生体を導入するのが難しいですし、飼育が慣れるに連れ、どんどんステップアップしていきたくなるのが主な要因だと思います。

生体の数が増えると、餌やフンが増えるので水質悪化も早くなります。水替えの回数を増やして、水質をキープしていく方法もありますが、忙しい方には少し厳しい気がします。もちろん定期的な水替えが一番大切なのですが、違った方法があればうれしいですよね?

少し予算はかかってしまいますが、器具類の追加や何か水質向上に便利な物はないかを考えていきたいと思います。

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・役に立つ器具類!

◎プロテインスキマー

現在、フィルターのみで濾過を行っている場合、濾過の補助としてプロテインスキマーの追加をオススメします。簡単に設置できるのは、エアーリフト式といった、エアーポンプにつなげてウッドストーンから泡を出すタイプで、金額もそれほど高くありません。

水量に対しワンランク上のプロテインスキマーにすれば、補助というよりも、メインの濾過装置として活躍します。逆にフィルターの方が補助的に感じてくるぐらいです。

◎殺菌灯

殺菌灯は、コケの胞子や、白点病の原因になる白点虫などを減少させてくれます。殺菌灯があれば病気にならないという訳ではありませんが、病気になる確率が減少するのは確かです。

設置の方法は、濾過装置のホースの途中に接続したり、水流ポンプを使って飼育水を殺菌灯に通したりします。設置をするのが難しく感じますが、説明書を見ながら行えば意外と難しくなく設置できます。

直接濾過をする能力はありませんが、生体の病気を予防する事によって、死滅による水質悪化を防ぐ事ができます。長い飼育生活を考えると、便利な器具の一つといえるでしょう。

白点病になりやすい、チョウチョウウオの仲間やハギの仲間の飼育を考えている方は、殺菌灯の設置を検討してみてください。

◎濾過フィルター

ナチュラルシステムで飼育をしている方以外は、必ずフィルターを設置していると思います。ここでのフィルターは、設置というより見直すという感じです。

立ち上げ時に、セット水槽などで始めた方に多いのですが、生体を追加していく事によって、濾過能力が足りなくなってしまいます。

こんな時どうすれば良いか?

色々方法はありますが、やはりワンランク上のフィルターに変更した方が良いと思います。もう1台設置しても良いのですが、水槽内がゴチャゴチャになってしまいますので、どうせ新しく購入するなら充分な濾過能力のあるフィルターを購入しましょう。

外部式フィルターを使っている場合は、サブフィルターという物もあります。これは、今使っているフィルターにホースでつなげるだけなので手軽に設置できます。

※フィルターの変更にはリスクがある事も覚えておきましょう。フィルター内のろ材にバクテリアが付着するのに時間がかかります。その間は少し早めのサイクルで、水替えを行うようになります。




・役に立つ物や生体!

◎ライブロック

これは、バクテリアなどの微生物が付着した「魔法の岩」です。水槽立ち上げ時にも導入していると思いますが、良質なライブロックを追加する事で水質向上に役立ちます。

魚病薬をよく使う、チョウチョウウオ中心の水槽にはライブロックの導入は控えた方が良いです。魚病薬によって微生物が死滅してしまい、水質が悪化してしまう事があります。無脊椎OKの魚病薬を使用している場合は問題ないでしょう。

◎餌

生体を飼育していれば、餌はほぼ毎日あげると思います。この餌の食べ残しなどが、水質悪化につながります。

しかし、餌をあげない訳にはいきませんので、水を汚さない餌に変更してみましょう。熱帯魚ショップに行くと色んな餌が販売されていますので、その中から水を汚さない餌を探してみてください。

◎エビの仲間

エビの仲間は綺麗な種類が多く、導入を考えている方もいるのではないでしょうか。エビの仲間は意外と便利なので、ぜひ導入していただきたいです。

それは何故か?

エビの仲間は綺麗なだけではなく、食べ残した餌などを食べてくれる便利屋でもあるからです。綺麗な上に掃除もしてくれるなら、導入しない理由が見つからないですよね。その中でも、魚の体表をクリーニングする行動が有名な、スカンクシュリンプかホワイトソックスがオススメです。

◎貝の仲間

見た目は地味ですが、黙々と仕事をこなすのが貝の仲間です。

貝の仲間は、主に水槽内のコケを食べてくれます。濾過とは関係ありませんが、コケは観賞の邪魔になりますので、無ければ無いほど水槽が綺麗に見えます。コケが発生するたびに水槽掃除を行っても良いのですが、それはさすがに面倒なので生体に掃除してもらいましょう。

貝の仲間の中でも働き者なのが、マガキガイです。決して綺麗な訳ではありませんが、行動が面白く「キモ可愛い!」という感じでしょうか。

※コケ発生のメカニズムは、与え過ぎた餌やフンなどが分解されてリン酸やケイ酸になり、水槽内にある僅かなコケの粒子が増えていくという仕組みになります。魚が餌を食べている姿は見ていて飽きませんが、餌を与え過ぎないように注意しましょう。

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まとめ

水槽立ち上げから、半年~1年もすると、生体数やサンゴの数も増え、華やかな水槽になっていると思います。しかしその分、水質悪化も早くなり水替えの頻度も増えているのではないでしょうか。

定期的な水替えはもちろん大切ですが、楽をしたいのが人間の心理です。器具類などを見直して、綺麗な癒される水槽が長続きすれば、それに越した事はありません。

濾過能力を高めるためには、生体の数を少なくするか、フィルターの容量を大きくするのが一番になります。水槽の肝となる器具のフィルターを変更するのはリスクもありますので、良く考えた上で検討していただきたいです。

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