『海水魚水槽』サイズ別の活用術!

『海水魚水槽』サイズ別の活用術!

『海水魚水槽』サイズ別の活用術!を考えて行きたいと思います。

熱帯魚ショップに行くと様々なサイズの水槽が販売されているので、どのサイズにしたらよいか迷ってしまう事ってありますよね?

また、どのサイズの水槽が、どの生体の飼育に合っているのかを判断するのも難しい事だと思います。

ここでは、そんな悩みを少しでも解決出来るように、小型水槽から中型水槽まで(飼育案)として表してみたいと思います。




・20cmキューブ水槽

この水槽の水量は約8リットルで、飼育出来る生体は、かなり限られてきてしまいます。飼育に向いているのは、以下に挙げる生体になります。

◎小型のスズメダイの単独飼育

複数飼育をすると縄張り争いの絶えないスズメダイの仲間ですが、安価なうえに小型で丈夫で美しく、そして餌付けも簡単という事で、小さい水槽での単独飼育も簡単に出来ます。

1匹でも意外と目立つ存在ですし、水質の悪化にも非常に強いので、机の上に設置して卓上マリンアクアリウムとして楽しむのがオススメ。仕事や勉強の合間に癒されると思います。

◎サンゴヤドカリの飼育

サンゴヤドカリは、種類も豊富で非常にキレイな個体もいます。宿となる貝を数個置いて、じっくり観察してみるのも面白いですよ。

ヤドカリ同士にも相性があります。小型水槽で飼育する場合は、性格の大人しい種類を選んだ方が失敗が少なくなります。豊富な種類の中で「ユビワサンゴヤドカリ」がキレイでオススメです。

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・30cmキューブ水槽

この水槽の水量は、約25リットルになります。このくらいの水量があれば、飼育出来る生体はだいぶ増えてきます。

◎丈夫な種類中心のサンゴ水槽

ソフトコーラルでは、スターポリプやディスクコーラル。ハードコーラルでは、バブルコーラルやコエダナガレハナサンゴなど、比較的飼育が簡単で、丈夫な種に限定されますが、サンゴの飼育も可能になります。

サンゴを設置する場所が限られてしまいますので、毒性などを考慮した配置に気を配る必要があります。このサイズでのサンゴ水槽ですと、生体は小型魚を1~2匹または小型魚1匹+エビ1匹ぐらいが限界になります。

◎共生ハゼとテッポウエビの共生水槽

共生ハゼとテッポウエビの共生は、このくらいの水槽サイズの方が、観察がしやすくオススメになります。どちらも小さい個体が多いので、目立つ体色のものを選びたいところです。

「ヒレナガネジリンボウ×ランドールズピストルシュリンプ」「ギンガハゼ×ニシキテッポウエビ」このどちらかの組み合わせが良いのではないでしょうか。

・60cm規格水槽

この水槽の水量は約55リットルで、販売されている水槽の中では最もポピュラーなサイズになり、このサイズに対応した器具類も多数あります。

水質の安定度も高く、初心者向けのサイズともいえるでしょう。このサイズになると、飼育の幅もかなり増えますので、一例として挙げてみます。

◎小型な種類中心の混泳水槽

小型な種類であれば、4~5匹の魚の導入が可能になります。生体の組み合わせは色々ありますが、「同種同属で激しい争いをする」・「他魚種を攻撃する」・「他魚種を食べてしまう」等、混泳で注意する事はたくさんあります。

生体の選び方としては、一番飼育したい魚種を決め、その魚種と相性の良い個体をタンクメイトにすれば比較的上手くいきます。

◎クマノミとイソギンチャクの共生

クマノミの仲間とイソギンチャクの共生も可能になります。しかし、水槽の設備は重装備にしないと上手くいきません。

クマノミの仲間の飼育は比較的簡単なのですが、イソギンチャクの飼育は難易度が高く、充分な濾過能力のあるフィルターや、水槽用クーラーの設置が必須になります。

イソギンチャクの中でも、比較的飼育が簡単といわれている「サンゴイソギンチャク」から飼育を始めてみてはいかがでしょうか。

自然界では共生しない組み合わせでも、水槽内では成功する事があります。自分の水槽ならではの共生にチャレンジするのも楽しいです。




・60×45×45水槽

この水槽の水量は、約100リットルです。この水槽サイズになれば飼育設備を整える事で、大型魚以外のほとんどの生体やサンゴの飼育が可能になります。『海水魚飼育』を始めるに当たって、この水槽サイズでスタートすると夢が広がります。

◎少し大きめの個体中心水槽

小型水槽では飼育が難しい、中型ヤッコやハギの仲間中心の混泳が可能になります。やや大きめの魚種は、やはり存在感があり、小型水槽では味わえなかった新しい楽しみが生まれます。

ハギの仲間であれば、大人気のナンヨウハギや、変わった体形のキイロハギやヒレナガハギ等、主役級の種類がたくさんいます。また、中型ヤッコも非常に見栄えがして良いのではないでしょうか。

◎本格的なサンゴ水槽

「この水槽の大きさ+かなりの重装備」が必要になりますが、飼育難易度の高いサンゴも飼育が可能になります。

設備としては、容量の大きめなフィルターに、プロテインスキマーを併用して濾過能力を高めましょう。照明も、高精度LEDかメタルハライドランプにして、充分な光量を確保したいところです。

ミドリイシ等、上級者でも長期飼育が難しい種類に手を出すよりも、初心者向けから中級者向けのサンゴからスタートした方が良い結果になると思います。

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まとめ

熱帯魚ショップで水槽を見るのと、自宅に実際に置いてみるのでは、思っていたイメージと違ってくる場合があります。購入の際は、置き場所の寸法をしっかり測ってからにしないと、後で後悔する事になりますので注意してください。

水槽は、自宅の限られたスペースに設置するので、家族の理解も大事になってきます。水槽を設置する前に、水槽の大きさや電気代など、しっかり話し合ってから決めるようにして、家族全員で水槽管理をしていくのが理想だと思います。

(関連記事)以下の記事も参考にしてください。

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