「熱帯魚飼育」でやってしまった過去の失敗!

「熱帯魚飼育」でやってしまった過去の失敗!

熱帯魚飼育をしていると、色々失敗する事ってありますよね?

私は熱帯魚飼育を始めて15年以上経ちますが、過去には大小様々な色んな失敗をしてきました。

こんなに失敗するのは自分だけなのかと不安になり熱帯魚仲間の友人に聞いてみると、その友人もやはり色んな失敗をしてきているとの事で少し安心しました。

特に、飼育を始めたばかりの方は失敗が続いてしまうと、自分は飼育に向いていないのか不安に感じ、飼育をやめてしまいたくなると思います。

しかし、そんな風に考える必要はありません。どのベテラン飼育者も「過去に一度も失敗をした事はない!」という人は、正直ほとんどいませんし、失敗から学ぶ事もたくさんあります。

ここでは、私がやってしまった失敗や、友人から聞いた失敗談などを記載していきたいと思います。

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・過去にやってしまった失敗(生体編)

◎繁殖の知識が足りなかった

熱帯魚飼育を始めてから2年ぐらいが経過した頃、最初に導入したカージナルテトラが徐々に減っていき、何か違った種類の熱帯魚を導入しようと考えていました。

その時使っていた水槽は、60×30×25水槽(水量約45L)で、どうせなら繁殖にチャレンジしたいと思い、卵胎生メダカのプラティを選びました。

アマゾンソードや、流木に付いたウィローモスなどの水草で稚魚の隠れ家を作り、繁殖水槽をスタートさせたのですが、その増え方にビックリしました。

最初は、産まれた稚魚が可愛くて喜びましたが、日に日に増えていく感じがして、水槽がすぐ手狭になってしまい、結局友人に引き取ってもらいました。

(反省点)

繁殖に成功したのに生体を手放さないといけない結果になってしまったのは、その時の水槽内には、前から飼育していたカージナルテトラやグラミーなどもいたので、新しくプラティを5匹導入した時、既に生体数は限界に近かったのが原因でした。

これから繁殖水槽を目指す方にアドバイスですが、初期の生体数は極力少なめを意識して、水槽が少し淋しいぐらいにしておいた方が失敗が少ないです。

◎繁殖の知識が足りなかった(その2)

これは友人の話ですが、60×45×45水槽で水草水槽を楽しんでいて、生体はエンゼルフィッシュを3匹導入していました。

エンゼルフィッシュを導入して3カ月ぐらいした頃、水草・流木・ガラス面など、あちらこちらに卵を産み付けるようになり、ほぼ一斉に孵化していったそうです。

水槽内には、ほぼ一面稚魚が泳いでいて、その数なんと100匹前後。遊泳スペースを確保するために水草を全部抜き、酸欠防止のためにエアレーションを付けて対応しましたが、8割ぐらいの稚魚が死んでしまったと言っていました。

予備の水槽もなく、1日約10~15匹の稚魚が水槽の底で横たわっている姿を見てもどうする事もできず、最終的には近くの熱帯魚ショップで引き取ってもらい、水草水槽を再開したそうです。

(反省点)

私も、この時の水槽を見せてもらいましたが、熱帯魚ショップの販売水槽を見ているようで、自宅の水槽にあれだけの数の魚が泳いでいる光景は少し不気味に感じました。

繁殖に成功するのは嬉しい事なんですが、思い付きのノープランで始めるのではなく、ある程度の知識をつけ、必要になりそうな器具類を揃えてからチャレンジしないといけません。

◎混泳の知識が足りなかった

私の友人は、ディスカスの飼育をしたくて熱帯魚飼育を始めたそうです。しかし、ディスカスの飼育が初心者には少し難しい事と、生体の金額自体も高かったので、熱帯魚飼育の勉強も兼ねて小型魚の混泳水槽で開始しました。

60cm規格水槽に、流木に付いたミクロソリウムを入れ、ネオンテトラ・ビーシュリンプ・ミナミヌマエビを導入していました。

そして、飼育を始めてから半年ぐらいして熱帯魚飼育に慣れてきた頃、ガマンができなくなり7~8cm個体のディスカスを2匹導入。

すると、2週間ぐらいのうちに、お気に入りで繁殖に成功していたビーシュリンプが2匹を残して全滅。というか、恐らくディスカスのエサになってしまいました。

(反省点)

ディスカスは2匹とも元気に泳いでいたんですが、ビーシュリンプがほぼ全滅してしまったのでショックを受けていました。ディスカスが、エビなどを捕食してしまうのを知らなかった事が原因です。

自分の知識不足が原因だったのでしばらく元気がなかったですが、その後の対策はしっかりしていて、私も見に行ったときには「ディスカス水槽・小型魚水槽・エビ水槽」と3つの水槽に分け、それぞれの飼育に適した環境ができ上がっていました。

小型魚の混泳はそれほど難しい面はありませんが、後からやや大きめの生体を追加する時は、自分で調べるなりショップで聞くなりして、混泳ができるのかを確認するようにした方が失敗が少なくなります。

◎水草水槽の照明を点けすぎてコケだらけ

水草水槽を成功させるための重要な要素として「水質・照明・CO2」が挙げられます。私も水草水槽を始める時、この3点をポイントと考えて器具を揃えました。

充分な容量の外部式フィルター・水草の育成に合った照明・ボンベ式CO2を準備して水草水槽をスタート。その中でも、照明は強ければ強いほど水草には良いものだと思い、点灯時間も多めにしていました。

最初は上手くいっていたので、グリーンネオンとレッドチェリーシュリンプを導入。その後も特には気にしていませんでしたが3週間ぐらいが過ぎた頃、底砂やガラス面にはもちろん、水草自体にもコケが大量に発生していました。

コケだらけになった水草と底砂は取り除き、ガラス面や器具類の掃除をし、新しい底砂を入れて水草水槽を再スタートさせました。

(反省点)

これは完全に水草に対する知識不足でした。水草も、熱帯魚と同じでそれぞれ好む環境が違います。照明の強さ・CO2濃度・生長の速度などに違いがあるため、それぞれの環境に合わせるか、同じ環境で飼育できる種類を選ばないといけません。

水草の育成に照明とCO2は必要になってきますが、水草ごとに育成のポイントがありますので、自分が欲しい水草をよく調べる事が大切になります。

また、水槽内にも光がよく当たる場所と当たらない場所がありますので、配置やレイアウトを工夫していくのも一つの方法です。




・過去にやってしまった失敗(器具編)

◎器具類の故障に気付かなかった

これは、この記事を読んでいるみなさんも経験があるのではないでしょうか。私は、水中フィルターの故障に気付かず、コケだらけの水槽崩壊状態になった事があります。

水中フィルターは、水槽内に流れを作る役目のものと、エアレーション効果があるものの合計2つ設置していました。

水槽の観察は自分なりにやっていたつもりでしたが、そのうちの一つが故障していたのに気付かず、しばらくはろ過能力の足りない状態での飼育になっていました。

幸い、飼育していた生体に影響はありませんでしたが、とにかくコケの発生がひどくて、3日に1回ぐらいのペースで水替えを行い、なんとか元の状態に戻しました。

(反省点)

一度、水槽内に発生したコケは、水替えの回数を増やしてもなかなか減っていきません。水槽内には、少なからずコケの粒子があり、残りエサや魚のフンなどで爆発的に増えていきます。

ですので、生体数が過密だったり、エサを与え過ぎたりすると水槽内がこのような結果になっていきます。また、フィルターの容量が足りていなかったり、目詰まりなどを起こしていても同じような状況になってしまいます。

対策は、生体数やエサの量を抑え、水替え時に器具類はしっかり動作確認をする事です。そして、色んな対策をしたにもかかわらず、どうしてもコケの発生が抑えられない場合は、残念ながら水槽をリセットするしかありません。

◎ヒーターのスイッチを入れ忘れた

冬休みに2泊3日の家族旅行に行くため、その1週間前に水槽掃除を決行。2日間家を空けるので、できるだけ水槽を良い状態にしてあげた方がいいと思ったからです。

そして、旅行から帰ってきたのが水槽掃除をしてから約10日が経過した時で、照明を点けても魚が底の方でジッとしているのを不思議に思い、色々確認してみると、ヒーターのコンセントスイッチが入っていない事に気付きました。

水温計を見ると、水温が18℃になっていたので、これは大変だと思いすぐにスイッチをONに。しかし、使用していたヒーターはオートヒーターだったため、次の日には27℃になってしまいました。

水温の変化が激しくなってしまったので「やばい」と思って水槽内を見ると、水温が急に10℃近く上がってしまったため、生体たちがショックを起こしてしまったのか、熱帯魚数匹とエビが犠牲になってしまいました。

(反省点)

このヒーターの入れ忘れの失敗ですが、水替えをした日から徐々に水温が下がっていくので、生体はある程度耐える事ができます。

しかし、スイッチの入れ忘れに気付いてからすぐにスイッチをONにし、そのままほったらかしてしまったのが一番の失敗になります。

水温計を確認して、21℃ぐらいになったら一度スイッチを切って、水温が下がったらまた入れるを繰り返し、急激にではなく徐々に水温を戻すようにすれば防げた失敗でした。

◎清掃用具の管理不足

みなさんも、普段から水槽管理を行っていると思います。私も、毎日の餌やりや、照明を点けたり消したりなどはもちろんですが、2週間~4週間に1回水替えも行っています。

その中で、私の管理が怠っていたのは、水槽の掃除用具になります。水を溜める時に使うバケツやポリタンク、その他の清掃用具はベランダに雨ざらしの状態でした。

ある日、久しぶりに20L用のポリタンクを使った時です。空の状態で持った時は異変に気付きませんでしたが、水槽から抜いた水を入れて持った時、重さに耐えきれずバラバラに破損し、20Lの水があふれ出して部屋全体が水浸しに・・・。

あふれた水をふき取るのにタオルを何枚も使い、全部ふき取るまで何時間もかかりました。その時の状況を思い浮かべると、今でもゾッとします。

(反省点)

バケツやポリタンクを雨ざらしにしておくと、プラスチックは劣化していきますし、金属のものはサビていきます。その劣化したりサビたりしたものを知らずに使ってしまうと、このような結果につながってしまいます。

使い終わった清掃用品は、次回使う時のためにしっかり洗って水をふき取り、自転車カバーのようなケースに入れ室内に保管しておけば、このような失敗を防げます。

集合住宅にお住いの方は、自分の部屋だけではなく、他人の部屋にも水漏れなどを引き起こす恐れがありますので、最大限の注意をしてください。

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まとめ

私自身の失敗や、友人の失敗談を記載してみました。今現在の飼育経験があれば、恐らくこの失敗はないと思います。

それは、上記に記載した失敗や他人の失敗の経験を聞いているので、自分自身の飼育に対するレベルが上がっているからだと感じています。しかし、気を抜いていると意外とこのような失敗を繰り返してしまうので注意しないといけません。

そう考えると、死んでしまった生体たちには申し訳ありませんが、次に同じ状況になった時も、どのように対処すれば良いのかが分かるので、失敗から飼育を学んでいるというのは間違いではありません。

今現在はベテランの方でも、過去には多くの失敗や挫折をしています。ですので、失敗を恐れずに飼育を続けて、自分なりの対策ができるようになれば、いつかは自分の目指す水槽ができ上がりますので、引き続き飼育を頑張っていただきたいと思います。

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