海水魚飼育をする時に準備したい器具類は!
海水魚飼育をする時に準備したい器具類は何か?というテーマで話を進めていきたいと思います。
海水魚飼育をする時、どうしても生体やサンゴに目が行きがちになりますが、飼育をしていく上で重要になってくるのは、普段の水槽管理に欠かせない器具類になります。
一番初めに準備する水槽・フィルター・照明・ヒーターなど、飼育をしていくのに必ず必要になる器具類以外に、海水魚飼育ではプラスαの器具類が意外と重要になってきます。
従って、この飼育に必要な器具類を揃えないと、海水魚・エビ・サンゴ・イソギンチャクなどの飼育は難しくなってしまいます。逆にいうと、飼育に必要なプラスαの器具類さえ揃えてしまえば、比較的簡単に海水魚飼育が楽しめるようになります。
人によって飼育したい生体やサンゴは違いますが、準備する器具類はそれほど変わりません。もちろん、ミドリイシなど飼育難易度の高いSPS類のサンゴを飼育する場合は、かなりの重装備が必要になりますが、今回はそれ以外の種類を飼育する場合のプラスαの器具類を考えていきたいと思います。
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・準備したいプラスαの器具類!
◎プロテインスキマー
プロテインスキマーには色々種類があり、数千円のものから数万円のものまで様々です。プロテインスキマーは、微小な泡を発生させて有機物や細菌などを吸着させて除去する装置で、濾過の大きな手助けになります。
フィルターを使わないナチュラルシステムでサンゴ飼育をする場合は、ある程度容量の大きいものが必要になりますが、フィルターの補助として設置する場合は、エアーポンプでつないでウッドストーンから泡を発生させるエアーリフト式の安価なもので充分です。
◎水流ポンプ
意外と忘れがちな器具類が、この水流ポンプになります。海水魚飼育には水流が重要で、フィルターからの少ない水流だけでは足りません。そのため、水流ポンプを使って強制的に流れを作らないといけなくなります。
水流も、直接サンゴやライブロックに当てたり、砂を撒きあげるようなものは良くないので、ガラス面をクッションにして多方向からのランダムな水流を意識するようにしましょう。目安として、60cm規格水槽でしたら2つぐらい水流ポンプが必要になります。
◎殺菌灯
殺菌灯は、筒の中に紫外線を発光するライトを入れ、その紫外線の力で白点虫などを殺菌する装置になります。色んな種類があり金額も様々ですが、この殺菌灯は金額が高い方が効果を期待できます。直接水流ポンプにつないで使用してもいいですし、フィルターの途中につないで使用する事もできます。
安価な物は、「無いよりは、いいかな!」ぐらいの気持ちで付けてください。特に、チョウチョウウオの仲間やハギの仲間をはじめとする、白点病にかかりやすい生体の飼育を考えている場合は必須アイテムになります。
◎無脊椎OKの魚病薬
飼育している海水魚が病気になってから急いで準備する事の多い魚病薬ですが、早期に治療を開始した方が治る確率が高いので準備しておきたいです。魚病薬といえば、グリーンFゴールドや銅イオンなどが一般的ですが、これらの魚病薬はサンゴ・エビなどの無脊椎が入っている水槽や、ライブロックの入っている水槽では使用できません。
トリートメント用の別水槽を準備できる場合は問題ありませんが、それだと大掛かりな治療になってしまいますので、熱帯魚ショップで販売されている無脊椎OKの魚病薬を常備しておくと安心です。
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まとめ
今回は、飼育する生体やサンゴではなく、飼育するために必要なプラスαの器具類にスポットを当ててみました。海水魚飼育を始めるにあたって、どうしても生体やサンゴに目が行きがちになりますが、長く飼育を楽しむためには器具類が重要になってくる事を理解してください。
もちろん、海水魚飼育に使える予算の関係もありますので、あれもこれもと次々に買っていく事はなかなかできません。しかし、必要な器具類を揃える事で飼育が格段に簡単に感じるようになります。
ですので、飼育を開始する初期の段階である程度の予算を決めて、できる限りの飼育設備を整えていただきたいと思います。
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