海水魚水槽で生体を追加する方法!
海水魚水槽で生体を追加する方法って、どうやればいいんだろうと思っている方も多いですよね?
生体を追加するにあたってまず一番大切なのは、一緒に飼育できる生体なのかどうかになります。海水魚は縄張り意識の強い生体が多く、間違えた組み合わせで飼育してしまうと激しい争いになり、飼育者もストレスが溜まってしまいます。
一方、しっかりと考えられた組み合わせの海水魚水槽は非常に美しく、普段の疲れも忘れるくらい癒される空間を作り出す事ができます。やはり、飼育するなら癒される水槽を目指していかないと意味がありません。
現在飼育中の生体は人それぞれ違うと思いますが、ここでは私が過去に行った生体追加を例に挙げて考えていきます。
私の飼育していた水槽は、カクレクマノミが主役になっていたので、カクレクマノミと相性の良くない生体は導入できません。また、飼育を開始してからしばらくすると水槽内にコケが発生する事がありますので、コケ取りの生体も合わせて紹介したいと思います。
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・デバスズメダイの追加!
小さめの個体なら、カクレクマノミに対して大きな問題が起きる可能性が少ないので導入を決めました。エメラルドグリーンに輝く姿が非常に美しく、過去に何度も導入してきました。
(写真1)
生体を購入してきたら、(写真1)のように袋のまま水槽に浮かべて、温度合わせを行います。時間として15分~20分ぐらいが目安です。
その後、別のプラケースなどに入れて水合わせをします。エアーチューブを使って、点滴の要領で行う方法が一般的ですが、私は小さいカップを使って飼育水を入れ、水合わせをしています。
様子を見ながら30秒にカップ1杯のペースで、10分~15分行い生体を水槽に導入します。
水合わせには、あまり時間をかけ過ぎないようにしましょう。時間をかけ過ぎると水温が変化してしまいますので注意してください。
(写真2)
(写真2)小さめのデバスズメダイを3匹導入。3匹一緒に泳いでる姿が可愛いです。カクレクマノミが気になっている様子で、デバスズメダイを観察しているように見えます。金額は3匹で900円でした。
さすがスズメダイの仲間という事で、導入初日から人口餌を競うように食べていました。
・コケ取り生体の追加!
海水飼育の生体でコケ取りといえば、やはり貝類です。水槽内のコケが多くなってきたので、少し多めに導入したいと考えていましたが、熱帯魚ショップで販売している種類が2種類しかなかったので、その2種類を購入する事にしました。
(写真3)
(写真3)は、底砂などのコケをよく食べてくれるマガキガイです。3匹購入したかったのですが、ショップに2匹しかいなかったので、とりあえず2匹購入しました。金額は2匹で1200円です。
マガキガイは好きな貝の仲間なので、底砂のコケの状態によっては、更に数匹追加する事を考えています。
(写真4)
(写真4)の貝は、ショップでコケトリ貝として販売されていた生体で、ガラス面に着いたコケ取りを期待して、5匹導入しました。
意外と行動範囲が広くて驚きました。ガラス面だけでなく、底砂やライブロックのコケも取ってくれて予想以上の活躍です。
この貝は非常にリーズナブルで、5匹で750円でした。
上記2種類の貝類も、温度合わせや水合わせはデバスズメダイと同じ方法で行います。
・この時の生体追加とその後の状態!
この時は、デバスズメダイ3匹・マガキガイ2匹・コケトリ貝5匹の追加をしました。どちらかというと、水槽の脇役的存在の生体です。
カクレクマノミの混泳相手として、デバスズメダイを選びましたが、数日経過しても特に小競り合いはなく、上手く混泳できていたと思います。
コケ取りとして導入したマガキガイとコケトリ貝ですが、意外と見ていて飽きません。これは嬉しい誤算で、違う貝の仲間にも興味が沸いてきてしまいました。こんな意外な発見も海水魚飼育の魅力の一つになります。
・今後はどんな生体が追加できるか!
今現在飼育している生体に、悪影響を及ぼす生体は導入できません。そのため、スズメダイの仲間やクマノミの仲間は追加の候補から外します。また、貝の仲間に危害を加える可能性がある、エビの仲間やヤドカリの仲間も候補から外します。
この時今後どんな水槽にしていくか考えましたが、当時この水槽にサンゴを導入する予定はなく、魚中心の水槽で華やかにしていきたいと思っていたので、追加は海水魚で考えていきます。
(今後に追加できる生体)
①ナンヨウハギ
カクレクマノミといえば、やはりナンヨウハギを導入したくなります。映画で有名になった「ニモ&ドリー」を、水槽内で再現できるのも魅力の一つですが、あの派手なカラーリングにも惹かれます。
大きな個体は餌付きにくいので、500円玉サイズの個体を探していきたいと思います。また、白点病にもなりやすいので、導入する際には魚病薬も準備しておきたいです。
②フレームエンゼル
真っ赤な体色が、非常に魅力的な小型ヤッコの仲間になります。私は海水魚飼育を約15年行っていましたが、小型ヤッコの飼育はした事がありませんでした。小型ヤッコを飼育するなら、ルリヤッコかフレームエンゼルが飼育しやすいと思います。
上記で紹介した水槽にいる生体のカラーバランスを考えると、体色が青系のルリヤッコより、赤系のフレームエンゼルの方が向いている気がします。こちらも大きめの個体は餌付きにくいので、小さめの個体を選んでいただきたいです。
③デバスズメダイ
現在水槽内に3匹泳いでいたのですが、あと2匹~3匹追加して群泳させてみようかと考えていました。しかし、温厚といわれているデバスズメダイも気性が荒いスズメダイの仲間ですので、慎重に見極めないといけません。
この①~③の生体に限らず、他のハギの仲間や小型ヤッコでも混泳は可能になりますが、種類ごとの生体数は1匹ずつにしないと混泳は難しくなってしまいます。
安価で入手が容易なスズメダイの仲間ですが、同種だけではなく他魚種にもちょっかいを出しますので、導入する際は注意が必要になります。
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まとめ
今回は、生体の追加方法や組み合わせについて記載してみました。淡水の熱帯魚飼育を経験している方は、温度合わせや水合わせの重要性を理解していると思いますが、初めて熱帯魚の飼育をする方は、上記の方法を参考に重要性を理解していただきたいです。
人間や他のペットなどと同じで、魚やエビも環境が変わるとストレスを感じます。エサを食べなくなったり、調子を崩したり、病気になったりする事があります。
生体を追加して華やかになった水槽は最高なんですが、水槽内の観察を怠ってしまうと、生体が調子を崩したり、もめ事が起きたりしていても気が付かないで死なせてしまう事が多いです。
生体の追加などを行って水槽内に変化があった時は特にですが、普段から水槽の観察する習慣を付ける事も大切になってきます。
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