メダカの飼育を始める3つの方法!
メダカの飼育を始めてみたいなぁ!と思う方も多いですよね?
小さな水槽で手軽に始められるのも魅力だと思うのですが、最近は品種改良が進み、非常に綺麗な個体が増えた事も理由の一つだと思います。
飼育自体も難しくなく、大掛かりな設備も必要としないため、初心者の方でも簡単に飼育を始める事ができます。生体数の目安としては「メダカ1匹につき、1リットルの水」が必要と覚えておきましょう。
小さな水槽を並べて種類別に飼育してもいいですし、メダカ鉢などで手軽に始めるという事もできます。また、ある程度の水量を確保できる容器を準備して、繁殖にチャレンジするのも難しい事ではありません。
・飼育方法(1)
◎25cmキューブ水槽(水量約15リットル)
水槽飼育の場合でしたら、このくらいのサイズでスタートするのが手頃でいいと思います。また、水槽を複数並べて種類別の飼育を考えるのであれば、場所もそれほど取らないこのサイズ辺りがちょうどいい大きさになります。
◎投げ込み式フィルター
安価な上に、酸素の補給もできますのでオススメになります。同じく安価で手軽に設置できる、外掛け式フィルターでも大丈夫です。もちろん、ろ過能力の高いフィルターでも飼育はできますが、電気代などを考慮すると、あえて準備する必要はないでしょう。
◎照明器具
水槽のサイズに合っているもので大丈夫です。光を必要とする水草を入れる場合は、水草の育成に合った光量のものを選んでください。逆に、光が強すぎるとコケ発生の原因にもなってしまいます。
◎底砂
カラフルなものや、ろ過を助けるものなど色々種類はありますが、水草を植えるのであれば、ソイル系がオススメになります。
◎水草
水草などの隠れ家があった方がメダカが落ち着きますので植えておいた方が良いと思います。流木や岩に活着したウィローモスなどをを選べば、植える必要がないので手軽に導入できます。
◎生体数
10匹前後導入できますが、初期段階は少な目が理想です。
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・飼育方法(2)
◎メダカ鉢(水量6~7リットル)
ろ過装置を入れるスペースがないので、バクテリアの働きが重要になります。バクテリアが繁殖する石を入れたり、定期的にバクテリア剤の添加や水替えを行って水質を維持する必要が出てきます。
◎エアーポンプ
ろ過装置を入れないので、水槽内の水が循環しません。メダカ鉢を電源が取れる場所に置く場合は、エアーポンプを設置しましょう。電源が無い場合は設置できませんので、2~3日に1回の頻度で水替えを行ってください。
◎浮き草
メダカ鉢の場合、水槽のように横からではなく、上から見て楽しむ事になります。水量の少ないメダカ鉢ですと、底砂を入れて水草を植えるにはスペースが足りません。メダカの隠れ家も必要ですので、浮き草がベストになります。
◎生体数
5匹前後導入可能ですが、やはり少な目の方が良いでしょう。
・飼育方法(3)
◎小さい金魚鉢(水量約3リットル)
先程のメダカ鉢より更に小さい容器になります。テーブルの上や、カウンターの上、勉強机の上などにも置けるサイズで、ろ過装置は使用できないため、飼育方法(2)と同じく、バクテリアの働きに期待します。
◎便利な飼育道具
「酸素を出す石」や、ろ過を助ける「バクテリアを繁殖させる石」など、できるだけ小さなもので、飼育に役立つものを熱帯魚ショップで探してみましょう。「こんな便利なものがあるんだ」と感じるものも多く、見ていて楽しいですよ。
◎生体数
多くても3匹まで。これ以上入れてしまうと、メダカにとって厳しい環境になってしまいます。
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まとめ
ここでは、メダカの飼育方法を3種類挙げてみました。予算も抑えめで、手軽に始める方法が中心になりましたが、最初の段階ではこの辺りになるでしょう。まずは、メダカ飼育の楽しみを知って、その後は繁殖を目指し、どんどんステップアップしていただきたいです。
もっと本格的に60cm規格水槽ぐらいで始めたい方もいると思いますが、水槽立ち上げの方法は小さな水槽と同じです。また、セット水槽を利用しても問題ありません。ここで挙げた方法より予算はもちろんかかりますし、スペースも必要になりますが、水草などの隠れ家を作っておけば、意外と簡単に繁殖もできるようになります。
メダカ飼育は、人それぞれに様々な飼育方法があります。また、メダカ自体も現在は綺麗な改良品種が多く「楊貴妃メダカ」や「幹之メダカ」などがその代表の一つです。飼育する生体の種類や、自分に合った飼育方法を探してメダカ飼育を始めてみてはいかがでしょうか。
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