海水魚水槽でのフグの仲間の飼い方!
海水魚水槽でフグの仲間を飼いたい!と思った事ありませんか?
フグの仲間は、個性的な体形で何とも言えない愛嬌があり、それでいて餌やりの時近づいて来たり飼い主に懐いてくれるのでペットとしても最適になります。
フグというと、やはり毒を持っていて危険なイメージがあります。しかし、注意点を守れば、自宅での飼育も問題なくできますので安心してください。
飼育用として流通されているフグの仲間は、大きく分けて「ハコフグ類」・「フグ・キンチャクフグ類」・「ハリセンボン類」と、3つのグループが挙げられます。ここではグループごとに、飼育の注意点などを説明していきたいと思います。
・ハコフグ類!
◎ミナミハコフグ
◎コンゴウフグ
◎ラクダハコフグ
代表的なのが、この3種類です。流通量も多い方なので、熱帯魚ショップでも見かける事があります。
餌は何でもよく食べるのですが、食べるスピードが極端に遅いため、他魚種との混泳水槽では、なかなか食べる事ができません。単独飼育にするか、フグだけが食べられる大きめの餌を与えるなどの工夫が必要になります。
ハコフグ類は体表に毒を持っていますが、毒はあまり強くなく、水量の多い水槽であれば、他魚種に対しても大きな影響はありません。しかし、ハコフグが死んでしまった場合にそのまま放置しておくと、水槽内に毒が流出し、他魚種に影響を与えてしまいます。死んでしまったら、すぐに取り出しましょう。
ハコフグ類は、体表が固い鎧のようになっていて、痩せていく姿が分かりません。そのため、しっかり餌を食べているかどうかは、日頃からよく観察していないといけません。
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・フグ・キンチャクフグ類!
◎シマキンチャクフグ
◎コクテンフグ
◎サザナミフグ
代表的なのが、この3種類でしょうか。流通量はそれほど多くなく、熱帯魚ショップでもあまり見かけられないのが残念なところです。
餌は何でもよく食べるため、餌付けで悩む事はありません。少し大きめのクリルなども、鋭い歯でかじって食べる事ができます。ケヤリムシやハードチューブなども食べられてしまうので、サンゴ水槽への導入はあまりオススメできません。
フグ・キンチャクフグ類は、内臓や血液に毒を持っています。しかし飼育する上で、それを気にする必要はありません。(間違っても食べないようにしてください)
性格の大人しい種類が多く、泳ぎもゆったりしているので、スズメダイなどの小型魚との混泳も可能です。しかし、小さいエビやカニは食べてしまうので、注意が必要になります。
・ハリセンボン類!
◎ハリセンボン
◎ヒトヅラハリセンボン
◎イシガキフグ
この中で最もポピュラーなのは、ハリセンボンになります。熱帯魚ショップや水族館で見かける事が多いので、知っている方も多いのではないでしょうか。
口が大きいので、大きい餌も食べる事ができます。クリルを好んで食べますが、色々な餌を与えないと栄養が偏ってしまうので、大粒の人工餌や冷凍餌等も与えたいところです。フレーク状の餌は、薄くて歯ごたえがないため、あまり好きではないようです。
全身にトゲを持ち、外敵から身を守るため、膨らんでハリネズミのようになりますが、毒は持っていません。
口に入るサイズの物は食べてしまいます。小型のスズメダイやハゼ等は食べられてしまう事がありますので、混泳には注意してください。また、エビやカニは大好物なので、混泳させないようにしましょう。
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まとめ
フグの仲間は、白点病になりやすい面がありますので、魚病薬の使える水槽システムの方が飼育がしやすくなります。
餌の与え方ですが、フグの仲間は食べるスピードが遅いので、少量を数回に分けて与える方法が適しています。残り餌をできるだけ増やさないようにして、水質悪化を防止しないといけません。
他魚種と混泳させる場合は、他の魚が食べられないサイズの、大きめな餌を与えるようにしましょう。そして餌を与えた後、フグがしっかり食べているかは、常に観察するように心掛けてください。
小さい個体で販売されている事の多いフグの仲間ですが、成長すると15~20cmになる場合もあります。(種類によっては、それ以上になります。)また、上下に泳ぐ行動も見られますので、水槽は深さのある60×45×45サイズぐらいで飼育を始めるようにしましょう。
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