『海水魚水槽』でスズメダイを飼いたい!

『海水魚水槽』でスズメダイを飼いたい!

スズメダイの仲間は、非常に丈夫で安価なため、『海水魚水槽』に導入したいと思っている方も多いですよね?

体色がキレイなうえに人口餌にもすぐ慣れますし、水質に対する許容範囲も広いため、初心者でも簡単に飼育出来るのが理由の一つになります。

唯一の欠点と言っていいのが、性格が非常にきつく、混泳に向かないところでしょうか。安価で小型な種類が多いためどうしても複数匹導入したくなりますが、同種同属はもちろんの事、他魚種にもちょっかいを出す厄介者なので、導入をする場合は後の混泳も考えて慎重に行わないといけません。

しかし、1匹300円前後と安価で販売されているスズメダイの仲間ですので、どのようなタンクメイトが良いのか、上手い導入方法を探していきたいと思います。

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~比較的混泳向き~

◎デバスズメダイ

スズメダイの仲間では珍しく、同種で混泳できる種類になります。熱帯魚ショップでは見ない時が無いほどのポピュラー種で、スズメダイを複数匹導入したい場合は、このデバスズメダイが一番オススメです。エメラルドグリーンの体色は、照明の光によって、キラキラ輝き非常にキレイに見えます。

大人しめの性格ですが、個体差が出てくると小競り合いをする事があります。しかし、大きな問題になるほどではありません。後から追加する魚は標的にされる事が多いので、3~5匹を一緒に導入する方が、もめ事が少なく済みます。

◎ヨスジリュウキュウスズメダイ

白と黒の縞模様の体色が特徴的で、最大でも4~5cmにしかならないスズメダイです。黒のラインが4本ある事から、「ヨスジ」と呼ばれています。

やはり性格は荒い方ですが、3匹ぐらいを一緒に導入すれば、数カ月の間は上手くいきます。しかし、成長に伴い個体差が出てくると、弱い個体から順に標的にされ、最終的には強い1匹が残ります。

リュウキュウスズメダイの種類には、黒のラインが3本の「ミスジ」、2本の「フタスジ」がいますが、こちらは性格がきついので、同種同属の混泳はしない方が無難です。




~混泳注意の種~

◎ルリスズメダイ

真っ青の体色で、通称「コバルトスズメ」と呼ばれている、非常にキレイなスズメダイになります。

スズメダイの中では、雄雌の判別が容易で、尾びれの先まで青いのがオス、尾びれが透明なのがメスになります。複数匹の導入は出来ませんが、ペアなら混泳の成功確率が上がります。しかし、他魚種にも攻撃をしますので、導入はよく考えてからにしましょう。

また、体形の似た魚種や、大人しい魚種との混泳は出来ません。性格の強さを逆に利用して、中型魚~大型魚中心の水槽に、ワンポイントとして導入する事をオススメします。

◎シリキルリスズメダイ

ルリスズメダイと似ている種で、尾びれが黄色い事から、この名前で呼ばれています。小型で可愛らしいので複数匹導入したくなりますが、やはり性格が強いので、単独飼育が基本になります。

他のスズメダイと同じく、同じ水槽に同種を複数匹導入すると、弱い個体から順に攻撃され、最終的に強い1匹のみになってしまいます。

似たような体色で、シリキルリスズメダイの豪華版「ロイヤルデムワーゼル」がいますが、こちらも性格が強いので、混泳をするなら大型魚との方が良いでしょう。




~混泳不可の種~

◎ミツボシスズメダイ

真っ黒の体色に、3つの白いスポットが特徴で、意外と存在感のあるスズメダイです。スズメダイの中では大きくなる種類で、最大で15cmにまで成長します。

成魚になるに連れ性格はかなり強くなるので、混泳は諦めた方が良いでしょう。どうしても飼育したい場合は、単独飼育しかありません。

『海水魚飼育』を始めて、既に他魚種を導入しているなら、購入は見合わせるべきです。熱帯魚ショップで泳いでいるのを見てるだけで我慢しましょう。

◎ネオンダムセル

幼魚は名前の通りネオンのように非常に美しく、思わず手が出そうになりますが、最も気を付けなければならないスズメダイで、成魚になると体色が黒っぽく変色していきます。

性格はというと、スズメダイの中でも最強と言ってよいほど凶悪で、「殺し屋」とあだ名を付けている雑誌もあるぐらいです。

どの魚と組み合わせようか等は考えず、混泳はまず無理と思ってよいでしょう。

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まとめ

スズメダイの仲間は、どの種類も水質に対する許容範囲が広いため、水槽立ち上げ初期のパイロットフィッシュとして導入される事が多いです。人口飼料にもよく慣れ、飼育自体は容易で初心者向けといえます。

デバスズメダイ以外の混泳は気を付ける必要があり、手頃だからといって複数匹導入するのは危険です。複数匹の導入を考えている場合は、縄張り争いが起きた時のために、避難用の水槽を用意して早期に対処出来るようにしておきましょう。セパレーターなどを使っても良いと思います。

スズメダイの仲間の欠点は、同種同属以外の魚種とも争いになる事です。スズメダイを導入する場合は、そういったリスクも理解した上で購入しないと、後で後悔する事になりますので気を付けましょう。

スズメダイの混泳の成功確率ですが、「デバスズメダイが80%・ヨスジリュウキュウスズメダイが60%」ぐらいで、その他のスズメダイは20%以下と考えてください。

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