海水魚の中で安くて丈夫で綺麗な魚は!
海水魚の中で、安くて丈夫で綺麗な魚は何か・・?
安い・高いの基準は、人それぞれ違いますが、海水魚の金額は淡水魚に比べて高めです。なので、ここでは一般的に3000円以下で販売されている魚種を中心に、ピックアップしていきたいと思います。
金額を3000円以下に限定しても、かなりの種類がいます。また、金額が安いからといって、飼育が簡単な訳ではありません。そういった事も踏まえ、初心者の方でも飼育ができる魚種を、金額別に選んでいきたいと思います。
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☆500円~1000円☆
◎ルリスズメダイ
「コバルト」の愛称で親しまれている、真っ青の体色が綺麗なスズメダイの仲間です。1匹300円~500円と手頃で丈夫なため複数匹導入したくなりますが、性格は非常にきつく、同種同属間では最後の1匹になるまで激しい争いが続きます。
また、性格の大人しい生体も標的になってしまいますので、混泳相手には注意が必要になります。
やや大きめの生体との混泳がオススメで、水槽内には1匹の導入と決めた方が良いでしょう。
◎デバスズメダイ
エメラルドグリーンの体色が、非常に綺麗なスズメダイの仲間です。1匹300円~500円と手頃で、水質に対する許容範囲が広く飼育しやすい魚種になります。
スズメダイの仲間としては、比較的温和なので複数飼育も可能ですが、そこはやはりスズメダイの仲間なので、大きな問題にならない程度の小競り合いは起きてしまいます。
少し大きめの水槽で5匹ぐらいを群泳させると、キラキラと輝き非常に綺麗です。
◎ヨスジリュウキュウスズメダイ
カラーリングが豊富な海水魚の中で、白黒の体色が逆に目立つ存在のスズメダイの仲間です。黒い縞が4本だから「ヨスジ」、3本だと「ミスジ」、2本だと「フタスジ」になります。
やはり、スズメダイという事で非常に性格がきつく、混泳には注意が必要です。性格が一番大人しいのは「ヨスジ」で、「ミスジ」・「フタスジ」は非常に性格がきついので混泳向きではありません。
体格が同じぐらいの時は小競り合い程度ですが、体格差がでてくると小さい個体から順に標的になり、最終的には強い1匹が残ります。
◎ニセモチノウオ
安価で小型で美しく、丈夫で飼育しやすいと何拍子も揃っているベラの仲間になります。ベラの仲間は砂に潜る習性がありますが、ニセモチノウオは砂に潜らないので底砂を荒らす事はありません。金額も1000円前後と入手しやすい魚種です。
唯一の欠点は性格が荒く、同種同属間や似た体形の魚種とは激しい争いになる事。性格がタフなので、やや大きめの生体との混泳に向いてます。
☆1000円~2000円☆
◎カクレクマノミ
オレンジ色の体色に、白いバンドが特徴のクマノミの仲間になります。海水魚の代表的存在で、熱帯魚ショップで見ない時がありません。非常に丈夫で飼育しやすく、海水魚飼育の入門種として最適です。
金額も1200円~1500円ぐらいで販売してるものがほとんどで、入手も容易にできます。
クネクネ泳ぐ姿が魅力的で、つい複数匹導入したくなりますが、ペア以外の同種とは争いになる事が多いので他魚種との混泳を検討しましょう。
◎ヒレナガネジリンボウ
白い体色に、茶色いねじり模様が特徴の共生ハゼの仲間です。この仲間はテッポウエビとの共生が有名で、水槽内でも観察できるようになります。
気の強い魚種と混泳すると水槽から飛び出す事があるので、隙間のないように蓋をする等の注意が必要です。金額は1500円~2000円ぐらいなので、共生ハゼの入門種として最適になります。
共生するテッポウエビは、ランドールズ・ピストルシュリンプがオススメ。こちらも1500円~2000円前後で購入出来ます。
共生を楽しみたい場合は、小型水槽でヒレナガネジリンボウとランドールズ・ピストルシュリンプだけで飼育してみましょう。小型水槽(30cmキューブ水槽ぐらい)の方が、共生している姿が観察しやすいです。
◎バイカラードティーバック
体の前半がピンク色、そして体の後半が黄色にくっきり分かれている目立つ体色が特徴のニセスズメの仲間です。
最大でも6cmぐらいにしかならないのですが、非常に気が強く、同種間はもちろんの事、体型やサイズが近い魚とは激しい争いになり、最終的には突き殺してしまいます。
金額は1500円前後で、入手も容易です。大型の魚とも渡り合っていける性格の強さがあるので、中型魚中心の水槽にアクセントとして導入するのがオススメになります。
◎ルリヤッコ
紺色の背びれに、オレンジ色の腹部が特徴の小型ヤッコの仲間になります。綺麗な上に丈夫で飼育しやすく、小型ヤッコの入門種として最適です。
金額も1500円~2000円と入手しやすく、他魚種との混泳も可能。しかし、小型ヤッコ同士の混泳は難易度が高いので、小型ヤッコは水槽内に1匹と決めましょう。
小型ヤッコの飼育を考えている方も多いと思います。初心者向けなのは、ルリヤッコ・アカハラヤッコなどで、金額を考えなければフレームエンゼル辺りもオススメです。
◎キンギョハナダイ
鮮やかなピンク、またはオレンジ色の体色が特徴のハナダイの仲間になります。ハナダイの仲間は種類が豊富ですが、入門種としては丈夫で飼いやすいキンギョハナダイがオススメです。同種同属の混泳が難しい海水魚では珍しく、数匹まとめて導入した方が水槽に落ち着くのが早くなります。
金額は1500円~2000円前後なので、複数匹を一度に導入するのも容易です。しかし、あまり気の強い魚と混泳させるのはやめておいた方が無難でしょう。
ハナダイの仲間は、深場に生息している種類も多く、減圧症になっている危険性があります。そのような種類は、金額が安くても飼育初期の段階では手を出さない方が良いでしょう。
☆2000円~3000円☆
◎ロイヤルグラマ
紫と黄色のグラデーションが美しいハタの仲間になります。白点病になりやすい面があるため、立ち上げ初期の水槽への導入は避けた方が無難です。
金額は3000円前後とやや高めですが、しっかり水質管理されたサンゴ水槽に導入して、魅力を最大限に引き出してあげたいところです。
縄張り意識が強く、同種同属間では争いになりますので、複数匹の導入はやめておきましょう。また、大人しすぎる魚との混泳もやめておいた方が無難です。
◎キイロハギ
名前の通り真っ黄色な体色と、愛嬌のある尖った口が魅力的なハギの仲間です。ハギ同士は激しく争うので、水槽内に1匹が基本になります。
導入初期は痩せやすいので、餌はしっかり与え体力をつけさせたいところです。金額は3000円前後で、サンゴ水槽との相性は抜群です。
ハギの仲間の中では温和な方なので混泳にも向いてます。サイズは少し大きくなるので、やや大きめの水槽で飼育したい種類になります。
◎スパインチークアネモネフィッシュ
一度は飼育してみたい、非常に格好良く綺麗なクマノミの仲間になります。カクレクマノミが大きくなった印象が強いのですが、体色はオレンジというよりやや赤っぽく、バンドが黄色のイエローバンドタイプが人気です。
気性がものすごく荒いので、単独飼育が望ましくなります。混泳はほぼ不可能と思ってください。熱帯魚ショップで数回見た事がありますが、物凄い存在感なので水槽内に1匹だけでも十分です。
~まとめ~
金額が安い魚種でも、綺麗で水槽の主役になる魚はたくさんいます。一番の問題は生体同士の組み合わせで、間違った組み合わせで飼育してしまうと、争いが絶えなくなりせっかくの海水魚飼育も台無しになってしまいます。
やはり、海水魚同士にも相性がありますので、できるだけ失敗する確立の低い組み合わせを選んで混泳させたいものです。
今回選んだ生体は、性格の強い種類が多いので単独飼育の方が向いています。もし、混泳を考えるのであれば、導入する順番や個体の大きさなどに気を遣っていただくと、成功確率が上がっていきます。
普段生息している広い海と違い、限られた自宅のスペースで飼育するので、混泳が100%成功するという事はありません。その事を肝に銘じて、飼育を始めた生体達は最期まで飼育していただきたいです。
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