『海水魚水槽』水替えの基本手順!

『海水魚水槽』水替えの基本手順!




『海水魚水槽』水替えの基本手順!を簡単に言うと、古い海水を抜き、新しい海水を入れる事です。それと同時に、ガラス面や器具類の掃除も一緒に行います。

淡水水槽の水替えと違うところは、比重を合わせた海水を作らなければなりません。この海水の比重合わせに意外と時間がかかるので、海水作りが簡単に出来る方法も、紹介していきたいと思います。

(写真1)

(写真1)の水槽は、約1カ月半水替えをせず、放置してしまった状態です。水槽の位置に西日が当たるため、コケがガラス面一杯に広がり、水槽内が見えなくなってしまいました。

このような状態になってしまうと水替えも時間がかかってしまうので、出来ればもう少し早い時期に行うようにしましょう。

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『海水魚水槽』水替えの基本手順!(1)

まずは古い海水を抜きます。その抜いた海水で、フィルターなどの器具類を洗ったり、ガラス面を洗ったスポンジなどをすすいだりします。

水道水で洗うと、せっかく繁殖したバクテリアが死滅してしまいますので、抜いた海水は捨てずにとっておいてください。

(写真2)

(写真3)

ガラス面の掃除は、コケを水槽内にまき散らさないように(写真2)の通り、下から上に向けて、一気にふき取ります。

ふき取った状態が(写真3)のスポンジです。これを抜き取った海水ですすぎ、ガラス面がキレイになるまで繰り返し行います。

器具類も、抜き取った古い海水で洗います。特にフィルターは、水道水で洗うと、せっかくのバクテリアが死滅してしまいますので注意してください。




『海水魚水槽』水替えの基本手順!(2)

古い海水を抜き、ガラス面や器具類の掃除が終わったら、新しい海水を作ります。ここでは、私の行っている簡単に比重が合わせられる海水の作り方も紹介したいと思います。

(写真4)

(写真5)

(写真6)

まず(写真4)は、この水槽で使用している「人工海水の素」と、量をはかるための計量カップです。その計量カップに黒字で線を引き「10リットルの水」と書いておきます。

こうしておけば、バケツにカルキ抜きを入れた10リットルの水を用意して、(写真5)のように計量カップに線を引いた場所まで「人工海水の素」を入れて混ぜるだけで、比重の合った海水が出来ます。

その後、バクテリア剤も入れて、(写真6)のようにエアレーションをして20分~30分待てば海水の出来上がりです。

計量カップに線を引く方法は、10リットル用の「人工海水の素」を買ってくれば簡単に出来ます。しかし、毎日水替えを行う訳ではないので、水の蒸発分も考慮しなければなりません。

海水水槽の水が蒸発するのは、水分だけなので、蒸発すればするほど塩分濃度は濃くなっていきます。ですので、最初に作る海水は比重がやや低めの1.020辺りの薄めに合わせるようにしましょう。

※ちなみに現在は、「人工海水の素」の量が測れるカップが熱帯魚ショップで販売されています。自作するより正確に測れますので、利用するのもいいと思います。




『海水魚水槽』水替えの基本手順!(3)

最後に、作った新しい海水を水槽に入れます。いっぺんに抜いた海水の量を入れても良いのですが、水温などの様子を見ながら10リットルぐらいずつ入れていく方が安心です。

海水を入れている途中に水流ポンプとフィルターのスイッチを入れる事をオススメします。理由は、水槽内の海水が循環して海水が馴染むのが早くなりますし、器具類の動作確認も出来るので一石二鳥です。

(写真7)

(写真7)は掃除が終わり、キレイになった水槽です。全く見えなかった水槽内が見えるようになり、飼育中のカクレクマノミが嬉しそうに泳いでいます。

ライブロックに着いたコケは取る事が出来なかったので、今後はコケ取りの生体を導入していきたいと思います。

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まとめ

水替えの手順を、3つの項目に分けて説明してみました。私も、最初は段取りが上手くいかず、時間だけが過ぎて行ってしまった事を覚えています。

水替えは、どの手順で行うかが非常に重要になるので、「最初にコレ・次にコレ・その次はコレ」と、ある程度の手順を決めてから行うようにしましょう。

水替えを行っている時は、器具類のスイッチを切っている状態です。水替えに時間をかけ過ぎると、夏場や冬場は、水温の変化が激しくなってしまったり、水質が急変したりと、飼育している生体に悪影響が出てしまう事もあります。出来るだけ早く、水替えを終わらせるように努力しましょう。

水替えをするには、道具類も必要になってきます。水を溜めるバケツや、掃除に使うスポンジや筒の中を洗えるブラシなどを揃えないといけません。また、人工海水の素やバクテリア剤は多めにあった方が何かと便利です。(余った分は次回の水替えに使用できますので、無駄にはなりません)

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