海水魚水槽でのハギの仲間の飼い方!

海水魚水槽でのハギの仲間の飼い方!




「ファインディング・ニモ」や「ファインディング・ドリー」で有名になったナンヨウハギを見て、ハギの仲間を飼ってみたいなぁと思っている方も多いですよね?

ハギの仲間は、綺麗で特徴的な体形の物が多く、非常に人気の高い種類になります。「ザ・海水魚」といった、ビビットなカラーリングの個体が多く、水槽内でも目立つ存在なのが人気の理由ではないでしょうか。

そんなハギの仲間を水槽内に多数導入して数種類を混泳したくなりますが、それには注意が必要になります。ハギ同士は意外と激しい縄張り争いになってしまうので、残念ながら1つの水槽内にハギの仲間は1匹が基本と考えなければいけません。

人気のある種の金額は3000円~5000円前後のものがほとんどで、やや高めな印象です。また、大きめの個体は餌付きにくいとされてますので、購入の際は小さめの個体を選ぶのがポイントになります。

ハギの仲間は、白点病にかかりやすいので、魚病薬が使えるシステムにしておく必要もあります。サンゴやエビを導入している水槽に追加する場合は、無脊椎OKの魚病薬を準備しておきましょう。

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~オススメのハギの仲間~

◎ナンヨウハギ

真っ青の体色に黒のライン、そして黄色い尾が特徴の大人気種になります。「ファインディング・ニモ」や「ファインディング・ドリー」で、その人気が不動のものになったと言っても過言ではないでしょう。

ナンヨウハギは最大で25cmほどになるといわれていますが、水槽サイズに合わせて成長していくので、そこまで大きくならない事がほとんどです。

大きくなるに連れ性格が荒くなる傾向にありますが、よほど弱い生体と一緒に飼育しない限り大きな問題にはなりません。ぜひ、カクレクマノミと混泳させて「ニモ&ドリー」を再現させていただきたいです。

◎キイロハギ

真っ黄色の体色に尖った口が特徴で、ナンヨウハギと並び非常に人気のある種で、熱帯魚ショップでも大小さまざまな個体が見られます。草食性が強く水槽内のコケを食べますが、サンゴを突く事は少ないので、サンゴ水槽に導入しても大丈夫です。

幼魚のうちは痩せやすいので、こまめに餌をあげる必要があります。しかし、成長してくると、今度は太りやすくなりますので、餌のやり過ぎには注意しましょう。良い個体にするためには、飼育者の給餌がポイントになります。

比較的強い水流を好みますので、複数の水流ポンプで、ランダムな水流を作るようにしましょう。また、自然界では浅瀬に生息しているため、やや強めの光を好む傾向にあります。色褪せ防止のために、強めの照明を用意したいところです。




◎ヒレナガハギ

名前の通り、背びれと尾びれが上下に広がる種で非常に綺麗なハギの仲間です。キイロハギと同じで、幼魚の時は痩せやすく、成長すると太りやすくなるので、給餌には注意が必要になります。

背びれと尾びれが上下に広がるのが最大の特徴になりますので、水槽サイズにも注意が必要になります。幼魚のうちは60cm規格水槽での飼育で問題ありませんが、成魚は20cm前後の大きさになるので、大型水槽でないと飼育が厳しくなります。成長も早いので、最初から大きめの水槽で飼育する事をオススメします。

気の弱い魚種やチョウチョウウオ・小型ヤッコなどとの混泳は、やめておいた方が無難です。また、オオバナサンゴなど共肉の膨らむサンゴは突っつく可能性があるので、それらが入っているサンゴ水槽には導入はできません。ヒレナガハギを主役として、脇役を固めていく水槽が理想になります。

◎ツノダシ

体はハタタテダイ、顔はフエヤッコに似ていて、チョウチョウウオの仲間と勘違いしてしまいがちですが、実はハギの仲間になります。

ピンと伸びた背びれが特徴ですが、水槽内で維持するのは意外と難しく、短くなってしまう事が多いです。また、導入直後は静かな環境でないと餌付きにくいので、大人しい魚種との混泳が適しています。

性格は中途半端な感じで、強い魚には弱く、弱い魚には強いと掴みどころがないので、ツノダシ中心の水槽を目指しましょう。体長は最大で20cmになりますので、大きめの水槽が必要になります。

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まとめ

ハギの仲間の代表種を4種類挙げてみました。ナンヨウハギとキイロハギは、熱帯魚ショップにだいたいストックされていると思いますので入手は容易です。逆に、人気があるため売り切れている事も多々あります。

ヒレナガハギとツノダシは、大きな熱帯魚ショップに行かないと入手が少し難しいかもしれません。どうしても欲しい場合は、見かけた時にすぐ購入を決断した方が良いと思います。(しかし、元気がなかったり、状態が悪い個体は避けましょう。)

ハギの仲間は大型になる種がほとんどのため、60×45×45サイズの水槽から始めて、生体の成長に合わせて、水槽サイズを大きくしていきたいところです。

比較的大きくなる魚種の場合は、やはり大きめの水槽で飼育する方が魅力を最大限に引き出す事ができます。また、混泳の幅も広がりますので、自宅にスペースのある方にはハギの飼育を大きめの水槽でチャレンジしていただきたいです。

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