熱帯魚飼育で重要な水替えの手順!

熱帯魚飼育で重要な水替えの手順!




熱帯魚飼育を始めて状態の良い水槽環境を保つためには、やはり水替えが一番重要になります。

もちろん、毎日行う必要はありませんが、水槽の様子を見ながら2週間~4週間に一度、水量の約半分を取り換えるのが一般的で、水槽の立ち上げ初期や状態が悪い時は、更に水替えの頻度をあげる必要があります。

水槽の水が白く濁ったり、ガラス面のコケが増えてきたり、飼育中の生体の元気がなくなってきたりした時が、水替えのサインになります。

(写真1)

この水槽は、前回の水替えから約4週間が過ぎた状態です。ガラス面にはコケがひどく付着していて、水もかなり蒸発してしまっています。ガラス面のコケのせいで、水温計が外れてしまっていますし、まさに最悪の状態といっていいでしょう。

ここまでの状態になってしまったら、すぐに水替えをしないと、飼育している生体に影響が出てきてしまいますので、早速水替えに取り掛かります。

(写真2)

左がコケクロス、右がビックリスポンジになります。この2種類の掃除道具は、持っていると非常に便利です。ガラス面のコケから、フィルターなどの頑固なコケも取る事ができます。この他のも筒の中を洗うブラシ等も準備しておきましょう。


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・水替えの手順!

(手順1)

上記(写真1)の水槽は、外国産グッピー・グリーンネオン・レッドチェリーシュリンプ・ミナミヌマエビを飼育していました。エビ達は繁殖期のようで、稚エビがたくさん確認できていました。

この時にポンプを使って飼育水を抜いてしまうと、稚エビも一緒に吸ってしまうので、計量カップなどを使ってゆっくり水を取り出します。

(手順2)

全体水量の半分になるまで水を抜き、ガラス面のコケ取りやフィルターの掃除と、交換用フィルターの交換を行います。コケ掃除には、(写真2)の道具を使うと早く終わります。

水槽の掃除中は、フィルターやヒーターの電源は必ずOFFにしてください。照明は点けておいた方がガラス面のコケが見やすいので、水槽内の掃除がしやすくなります。

(手順3)

(写真1)の水槽は、25cmキューブ水槽なので水量が約15リットルです。その半分を足しますので、7~8リットル新しい飼育水を作ります。

飼育水が足りなくて再度作るのは面倒ですし、時間の無駄になってしまいます。新しい飼育水を作る時は、少し多め(少し余るぐらい)に作りましょう。

バケツに入れた水にカルキ抜きを適量入れ、バクテリア剤を入れて軽くかき回し、数分そのままにしておきます。(エアレーションしながら置いておくのが理想的です。)

(手順4)

最後に、作った新しい飼育水を水槽に入れます。このぐらいの小型水槽だと、ポンプなどを使うより、飼育水を抜く時に使った計量カップで入れた方が早く終わります。底砂を巻き上げないように、水中フィルターなどをクッションにして、ゆっくり入れていきます。

新しい飼育水を入れている途中で、フィルターのスイッチをONにします。この時点でONにしなくても大丈夫なんですが、フィルターがしっかり作動してるか動作確認をしたいので、私の場合はここでスイッチをONにします。

(水替え完了!)

(写真3)

これで水替えが完了です。外国産グッピーもグリーンネオンも元気いっぱいに泳いでいます。まだ飼育水が少し白く濁っていますが、時間が経てば透明になっていきます。

この水替え後の管理ですが、水替え後はバクテリアの数が減ってしまっています。1日1~2回バクテリア剤を入れて水質維持をし、水が減った場合は足し水も行うようになります。

(1日後の水槽)

(写真4)

この(写真4)では少し分かりづらいのですが、前日に少し濁っていた飼育水が透明になりました。このまま毎日バクテリア剤を追加していれば、この状態がしばらくの間は維持できます。

そして3週間~4週間すると、また(写真1)のような状態になってしまうので水替えを行なっていきます。水槽管理はこの繰り返しで、期間はそれぞれの水槽システムによって違いますので、自分なりのサイクルを見つけてください。

(写真5)

(写真5)は、この水槽で使っているバクテリア剤です。毎日少しずつ追加していき、水替え後は1週間ぐらい続けると効果的です。

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まとめ

飼育している生体の管理は、自分自身(飼育者)の責任で行わなければなりません。飼育に必要な器具を準備したり、水替えや水槽内の掃除、また毎日の給餌など、面倒だったり手間がかかったりします。

熱帯魚も犬や小鳥などと同じペットなので、良い環境で飼育する事が一番大切になります。良い環境で飼育する事によって、熱帯魚本来の美しさを発揮してくれます。また、良い環境を維持していく事によって、繁殖などの違う楽しみも増えていきます。

例として出しました(写真1)と(写真4)では、(写真4)の方が熱帯魚にとって良い環境といえますし、泳いでいる姿も綺麗に見えます。熱帯魚の魅力を最大限に引き出すのは、飼育者の腕の見せ所といった感じではないでしょうか。

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