『海水魚水槽』でクマノミの仲間を飼いたい!

『海水魚水槽』でクマノミの仲間を飼いたい!

『海水魚水槽』でクマノミの仲間を飼いたい!と思っている方も多いですよね?

クマノミの仲間といえば、安価な上に非常に丈夫で餌付きもよく、飼育自体も簡単で初心者向けなのが人気の理由です。また、流通量も多く、手に入れやすいのも嬉しいところになります。

クマノミの仲間の中で一番人気といえるのは、映画「ファインディング・ニモ」でお馴染みのカクレクマノミではないでしょうか。「カクレクマノミが飼いたくて海水魚飼育を始めた!」という方も多いと思います。(私もそうでした。)

クマノミの仲間というと、イソギンチャクとの共生が有名で自宅で再現したくなりますが、残念ながらイソギンチャクは飼育難易度が高いので初心者向けとはいえません。ですので、イソギンチャクの飼育方法についてはここでは特に触れず、クマノミの飼育を中心に考えていきます。

クマノミの仲間には、カクレクマノミ以外にも魅力的な個体がいますので、幾つかのグループに分けて紹介していきたいと思います。

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・カクレクマノミ・グループ

◎カクレクマノミ

オレンジ色の体色に白いバンドが特徴的で、水槽内をクネクネ泳ぐ姿が愛らしい人気種になります。入荷量も多く、海水魚を扱っている熱帯魚ショップで見ない事はまずありません。

水質悪化にも比較的強く、体長もそれほど大きくならないので、小型水槽から中型水槽まで、どのサイズの水槽でも主役として活躍してくれます。ハタゴイソギンチャク・センジュイソギンチャクが共生相手として最適です。

◎クラウンアネモネフィッシュ

カクレクマノミに似ている種類ですが、オレンジの部分が少なく、黒い部分が多いので容易に判別する事ができます。飼育はカクレクマノミと同様に容易ですが、入荷量が少なくあまり見かけないのが残念なところです。

別名「ペルクラクラウンフィッシュ」とも呼ばれています。ハタゴイソギンチャク・センジュイソギンチャクが共生相手として最適になります。

・クマノミ・グループ

◎クマノミ

カクレクマノミと同様に人気のある種類になります。入荷量も多いのですが、状態の悪い個体も多いため購入する際は注意が必要で、特に皮膚やヒレの状態をよく観察しないといけません。やや大型になり気が強くなるので、小型魚との混泳にはあまり向きません。

また、小型水槽での飼育も向かないので、60cm以上の水槽を準備したいところです。どのイソギンチャクとも共生する確率が高いんですが、その中でもシライトイソギンチャク・サンゴイソギンチャクがオススメになります。

◎オレンジフィンアネモネフィッシュ

名前の通り各ヒレがオレンジ色に染まるのが特徴的で、尾ビレだけが白くなる個体もいます。飼い込むと、白いバンドが蛍光ブルーに輝き、美しく成長していきます。

クマノミ好きの間では一番人気があるんですが、入荷量が少なく見る機会があまりありません。

クマノミよりもやや大きくなるため、混泳には注意が必要になり、小型水槽での飼育も向きません。イソギンチャクも選り好みしませんが、シライトイソギンチャク・サンゴイソギンチャクが最適でしょう。




・ハマクマノミ・グループ

◎ハマクマノミ

目の辺りに1本白いバンドが入るのが特徴的な種類になります。見た目は可愛らしいんですが、非常に気が強く大型魚でないと混泳は難しいでしょう。特に大型になった個体は、気の強さが激しくなるので単独飼育が望ましくなります。

共生相手は、比較的飼育の簡単なサンゴイソギンチャクやタマイタダキイソギンチャクを好みますので、混泳を考えるなら共生を考えた方が無難です。

◎レッドサドルバックアネモネフィッシュ

クマノミの仲間としては珍しく、白いバンドを持たない種類になります。オレンジ一色か、尾っぽ付近が黒くなっている個体がほとんどで、通称「インドトマト」と呼ばれています。

入荷量も少なく見かける事があまりない上に、入荷状態の悪い個体が多く、手に入れるのは少し難しいです。

もし見かけて購入を考える場合は、ヒレをたたんでしまっている個体や、白い膜に覆われてしまっている個体は避けるようにしましょう。共生相手は、シライトイソギンチャク・サンゴイソギンチャクが最適になります。

・ハナビラクマノミ・グループ

◎ハナビラクマノミ

淡いピンク色の体色に細い白バンドが特徴的で、他のクマノミにはない繊細な雰囲気を持った種類になります。小型で性格も大人しいので、混泳向きといえるでしょう。

飼育も特に難しくなく入荷量も多い方なので、ちょっと雰囲気の違うクマノミが飼いたい方にオススメです。共生相手は、ハタゴイソギンチャク・センジュイソギンチャクが最適になります。

◎セジロクマノミ

体色はピンクから淡いオレンジで、名前の通り背中に1本白いバンドが入るのが特徴的です。性格は、ハナビラクマノミほどではありませんが、クマノミとしては大人しい方で混泳も可能になります。

入荷量はやや少ない印象ですが、購入の際には入荷状態に注意していただきたいです。共生相手は、ハタゴイソギンチャク・シライトイソギンチャクが最適で、ロングテンタクルアネモネでも良いでしょう。

・トウアカクマノミ・グループ

◎トウアカクマノミ

細長い体つきで、白いバンドの入り方に特徴のある種類になります。小さい幼魚個体の販売が多いのですが、10~15cmにまで成長しますので、小型水槽での飼育には向きません。

養殖個体の流通も多く、比較的手に入れやすいので成長を楽しむのも良いかもしれません。共生相手は、イボハタゴイソギンチャク・シライトイソギンチャクが最適ではないでしょうか。

・スパインチーク・グループ

◎スパインチークアネモネフィッシュ

1属1種のアネモネフィッシュで、エラに1本ずつトゲがあるのが特徴的です。また、他のクマノミとは違う属に分類されているので、「孤高のクマノミ」といった感じでしょうか。

通常個体は白の細いバンド模様ですが、黄色く太いバンド模様の「イエローバンド」と呼ばれる個体も存在し、こちらの方が人気が高いです。

15cm前後と大型になり、性格も非常に強い事から、混泳は考えず単独飼育が望ましくなります。共生相手は、サンゴイソギンチャク・タマイタダキイソギンチャクが最適でしょう。

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まとめ

今回は、クマノミの仲間を6つのグループに分けて紹介しました。全てのグループにいえる事ですが、同種同属間では激しい縄張り争いになるので、ペア以外の同種とは混泳できません。水槽内に「クマノミの仲間は1匹」と考えた方が分かり易いでしょう。

他魚種との混泳ですが、混泳向きなのは「カクレクマノミ・グループ」と「ハナビラクマノミ・グループ」になります。

大型魚との混泳に向いているのは、「ハマクマノミ・グループ」で、その中間にいるのが「クマノミ・グループ」と「トウアカクマノミ・グループ」です。

そして「スパインチーク・グループ」は、単独飼育が適しています。上記の記事を参考にしていただいて、自分の目指す水槽に合わせて導入する生体を考えていただきたいと思います。

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