「熱帯魚水槽」でエンゼルフィッシュを飼いたい!

「熱帯魚水槽」でエンゼルフィッシュを飼いたい!

「熱帯魚水槽」でエンゼルフィッシュを飼いたい!と思っている方も多いですよね?

熱帯魚の代表的存在で、同じシクリッドの仲間のディスカスが「王様」なら、エンゼルフィッシュは「女王」といったところでしょうか。外見も「女王」にふさわしく、背びれと腹ビレがピンと伸びる姿が上品で、水槽内を優雅に泳ぐ姿が非常に癒されます。

飼育するにあたっては、水草水槽での飼育が一番オススメで、ある程度の水質を維持した方が状態良く成長させられます。また、繁殖にチャレンジする事もでき、成功すればシクリッドの仲間特有の親魚が稚魚を育てる姿を観察できます。

混泳も可能なんですが、エンゼルフィッシュはやや大きくなりますので、成長と共に混泳相手にちょっかいを出すようになります。できれば、エンゼルフィッシュのみで飼育した方が良いでしょう。

ここでは、エンゼルフィッシュの特徴などを記載していきたいと思います。

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・どんな魚なのか?

数多くの種類がいる熱帯魚の中でも、トップクラスの人気を誇るポピュラーな種類になります。

熱帯魚ショップでも数種類のカラーリングがストックされていますので、好きな体色の個体を選ぶ楽しみもあります。

外見が華やかで、熱帯魚界の「女王」というと金額も高いんだろうなぁと思ってしまいますが、金額自体それほど高額という訳ではありません。小さい個体でしたら、1匹500円~800円前後になります。

写真のように、シルバーに輝く個体や白と黄色の模様のもの、またゴールドに輝く個体など。この他にも、マーブル模様や黒一色のものまで様々な個体が販売されています。

小さい個体で販売されている事が多いのですが、10cm前後とやや大きく成長しますので、60cm水槽以上での飼育が適しています。

繁殖となると、かなり多くの稚魚を産み親魚が育てますので、90cm以上の水槽か、複数の水槽がないと育成していくのが難しくなります。

強い水流をあまり好みませんし、水草水槽での飼育が向いているので、フィルターはろ過能力も考えて外部式フィルターが良いでしょう。

・エンゼルフィッシュの繁殖

上記でも説明しましたが、エンゼルフィッシュは親魚が卵や稚魚を育てていきます。繁殖が上手くいけば、親魚の周りを稚魚達が泳ぐ姿が観察できます。

その姿を見るためには、繁殖できる環境を作ってあげないといけません。卵は、水草の葉や水槽の壁面に産み付けられます。そのため、水草は葉の面積が大きいアマゾンソードなどが向いています。

繁殖を考える場合は、ストレスを与えないように他魚種との混泳はしないで、エンゼルフィッシュのみで飼育をした方が良いでしょう。

繁殖を楽しみたい場合、60cmワイド水槽(60×45×45サイズ・水量約100L)に外部式フィルターを設置し、アマゾンソードなどの水草を植えて、エンゼルフィッシュのみで飼育するのが理想的になります。

繁殖のためには、エサも1種類ではなく数種類をバランスよく与え、栄養が偏らないようにしてあげないといけません。

そして一番重要なのは、よく観察する事です。繁殖行動が見れるようになったら他の魚を隔離するなど、環境を整えてあげる必要が出てきます。




・飼育の難しい種類は?

一般的に販売されている改良品種のエンゼルフィッシュは飼育が比較的容易なんですが、中級者以上でも飼育が難しいのが「アルタムエンゼル」になります。

写真のようにキレイな模様で、上品なエンゼルフィッシュの中でも一番目を引く種類になります。

飼育が比較的容易な改良品種とは違い、このアルタムエンゼルは飼育難易度が非常に高く、初心者が手を出してはいけない熱帯魚です。

輸送状態の悪い事が多いのも飼育が難しい理由になりますが、日本の水質に合わないといわれているのも原因の一つになります。(実際のところ水質が合わないのかは定かではありません。)

状態良く長期飼育しているベテランの方もいますので飼育が不可能という訳ではありませんが、水質にはかなり敏感な種類という事は間違いありません。

背びれと腹ビレが他の種類より伸長しますので、高さが60cm以上の水槽を用意する必要が出てきます。

アルタムエンゼルは、菌に対する免疫を持っていない事が飼育難易度を上げている理由なので、後から生体を追加するのはできるだけやめておいた方がいいです。(追加した魚が菌を持ち込む恐れがあるため)

流通量はあまり多くありませんが、ワイルド個体ではなくブリード個体を入手した方が、飼育難易度は格段に下がります。

アルタムエンゼルを長期飼育するためには、まず良質の個体をゲットしないといけません。良質の個体を手に入れる事が、アルタムエンゼルの飼育では一番重要になります。

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まとめ

エンゼルフィッシュの飼育ですが、飼育設備さえ揃えてしまえば、それ程難しい事はありません。初心者でも十分飼育はできます。

繁殖についても同じで、状態の良い水草水槽を作る事ができれば、初心者でも親魚が稚魚を育てる姿を観察する事ができます。

上記では触れませんでしたが、種類を選べば他魚種との混泳も可能です。混泳相手は、テトラの仲間や小型コイの仲間などの小型美魚が似合いますし、遊泳範囲の違うコリドラスなども良いでしょう。しかし、エビの仲間は食べられてしまう事があるのでオススメできません。エンゼルフィッシュが主役となる混泳相手を選んでください。

そして、初心者が手を出してはいけないのが「アルタムエンゼル」になります。ショップで見て欲しくなっても、ある程度の飼育技術がないと、すぐ死なせてしまう結果になってしまいます。アルタムエンゼルは、水質も最良にしないといけませんが、良い個体が入手できなければ長期飼育はできません。そのためには、良い個体を見極める力も必要になってきます。

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