熱帯魚水槽でのプラティの飼い方!
熱帯魚水槽でプラティを飼いたい!と思った事ありませんか?
熱帯魚ショップに行くと、色んなカラーリングや大小様々な個体が販売されていて「飼ってみたいなぁ」と思いますよね。
プラティは、飼育自体も難しい事はなく初心者向けのため、熱帯魚飼育をこれから始めようと思っている方にもオススメできる種類になります。
飼育や繁殖も容易な事から非常に人気があり、ほとんどの熱帯魚ショップで販売しているので,入手も難しくありません。
テトラの仲間や小型コイの仲間は、体に電気が通っているような幻想的なネオンカラーが特徴ですが、プラティをはじめとするメダカの仲間は、絵の具で塗ったようなハッキリとしたカラーリングが特徴です。
ここでは、プラティとはどんな熱帯魚で、そしてどんな特徴があるのか記載していきたいと思います。
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・プラティとはどんな熱帯魚か?
まず、メダカの仲間には、繁殖の時に卵を産む「卵生メダカ」と、稚魚を直接産む「卵胎生メダカ」の2種類がいます。プラティは、稚魚を直接産む「卵胎生メダカ」になります。
安価で丈夫でエサ食いもよく、飼育・繁殖共に容易にできます。体長は最大でも5cm前後なので、小型水槽でも60cm水槽でも飼育が可能です。
カラーリングも豊富で、自分の好きなものを選べます。数種類のカラーのものを混泳させる事もできますが、繁殖の際に交雑してしまいますので、その点は注意が必要です。
色んなカラーリングがある中でも、尾の部分にミッキーマウスの模様が入った「ミッキーマウスプラティ」が人気になります。ミッキーマウスプラティだけでも色んなカラーバリエーションがありますので、自分の好きなカラーを選ぶ楽しみもあります。
・プラティの繁殖!
上記でも記載しましたが、プラティは「卵胎生メダカ」のため稚魚を直接産みます。
60cmぐらいの水槽に5~10匹導入して、稚魚の隠れ家となる水草を入れておけば、知らないうちにどんどん増えていきます。
なぜ隠れ家が必要かというと、産まれた稚魚は親魚に食べられてしまうからです。(他魚種と混泳している場合も同じように食べられてしまいます。)
産まれた稚魚を全部守りたい場合は、稚魚が確認できたら親魚や他の生体を別水槽に隔離しないといけません。しかし、水槽に慣れると結構な勢いで繁殖していきますので、水草などの隠れ家で生き延びた個体だけでも充分だと思います。
繁殖しだすと小型水槽ではすぐ手狭になってしまうので、60cm規格水槽辺りで飼育する事をオススメします。後で水槽や器具類を買い替えるのは無駄な出費になってしまうので、繁殖を目指す場合は、最初から60cm規格水槽で飼育をスタートした方がよいでしょう。
・プラティの混泳!
プラティ飼育の楽しみは、やはり繁殖になります。この繁殖を目指す場合は、遊泳範囲が同じ魚種は導入しない方が良いでしょう。
遊泳範囲が低層域のコリドラスや、コケ取りとして導入されるオトシンクルスやエビの仲間辺りが混泳相手として向いています。
エビの仲間は、やや大きめなヤマトヌマエビよりも、少し小型なミナミヌマエビやレッドチェリーシュリンプを選んだ方がいいと思います。ミナミヌマエビとレッドチェリーシュリンプも繁殖が簡単な種類なので、プラティの稚魚と稚エビの共演なんて事も期待できます。
特に繁殖の事を考えない場合は、テトラの仲間・小型コイの仲間・小型なグラミーなど、小型な種類であれば色んな組み合わせができます。
・プラティの飼育方法!
(水槽)
30cm規格水槽や30cmキューブ水槽でも飼育は可能です。しかし、繁殖を目指して増やしていきたい場合は60cm規格水槽の方が良いでしょう。
また、他魚種と混泳させたい場合は、最低でも30cmキューブ水槽を選びたいところになります。
(フィルター)
フィルターは、水槽サイズに合ったもので大丈夫です。小型水槽の場合は、水中フィルターや外掛け式フィルターで充分です。
60cm規格水槽ですと、容量の大きめな外掛け式フィルターか、上部式フィルターが一般的になります。
(照明)
特に光を必要とするわけではないので、飼育しているプラティが鑑賞できるレベルのもので大丈夫です。
水草を植えている場合、光量は水草に合わせてください。しかし、強すぎる照明はコケ発生の原因になりますので注意が必要です。一度水草にコケが付いてしまうと取り除くのは難しくなりますし、ガラス面のコケは観賞の邪魔になってしまいます。
(ヒーター)
水槽サイズに合ったものを準備してください。水温を自動的に26℃に調整する機能の付いたオートヒーターが一番便利です。
飼育している生体を守るために、ヒーターカバーも付けておきましょう。また、水温管理のための水温計も忘れずに準備してください。
(その他)
水槽の背面に貼るバックスクリーンや、その他飼育に必要な器具類は、自分の使いやすいものを選んでいただいて大丈夫です。
繁殖を考えて水槽内に隠れ家を作りたい場合、水草はウィローモス付き流木が一番オススメになります。生長すると、ジャングルのような自然な隠れ家になっていきます。
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プラティの繁殖が成功したら、「飼育日記」・「繁殖日記」・「稚魚育成日記」などをブログに載せてみてはいかがですか。そして、これから飼育を始めようとしている方にアドバイスなどをしてあげると喜ばれると思いますよ。
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まとめ
プラティの飼育は、熱帯魚飼育の中でも簡単な部類に入ります。また、繁殖も容易なので、熱帯魚飼育の色々な楽しみを味わいたい方には、うってつけの種類になります。
飼育を手軽に始めたい場合は、熱帯魚ショップで販売されている「セット水槽」を利用するのが良いと思います。飼育に必要な器具類がセットになっているので便利ですし、別々に購入するより金額的に割安です。
底砂は無くても平気なんですが、水草を植える場合や、全体の見栄えを考えると敷いた方がいい感じの水槽ができます。大磯砂でもソイル系でも大丈夫ですが、掃除の事を考えると大磯砂がオススメになります。
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