『ソフトコーラル』の飼育は難しいのか!

『ソフトコーラル』の飼育は難しいのか!

『ソフトコーラル』の飼育は難しいのか?と聞かれると、「海水魚より難しい」との答えになるでしょう。しかし、全ての種類が難しい訳ではありません。

飼育レベル自体も「初心者向け・中級者向け・上級者向け」のサンゴがありますので、初心者向けからスタートすれば、それほど難しくは感じないと思います。

サンゴ全般、海水魚より水質や水温に対する許容範囲の狭い種が多く、それが飼育難易度が高いと感じる理由の一つになります。

強い照明であったり、水質の安定しやすい大きめの水槽や、水温を安定させるための冷却装置(水槽用クーラー)など、海水魚飼育よりも器具類を充実させる必要が出てきます。

サンゴは2種類あり、骨格を持つものを『ハードコーラル』といい、骨格を持たないものを『ソフトコーラル』といいます。今回は、骨格を持たない『ソフトコーラル』の話をしていきます。

色々な種類がある中、どのような順に『ソフトコーラル』を選んでいけばよいか、ステップ(飼育難易度)ごとに表して行きたいと思います。




(ステップ1)

◎スターポリプ

◎ディスクコーラル

この2種類を長期飼育出来ないと、次のステップには行けません。水質や水温に対して許容範囲が広く、『ソフトコーラル』の中で一番飼育が簡単な種類になります。

ディスクコーラルはカラーバリエーションが豊富ですし、スターポリプはブルー系の照明に映える個体が多いので、スタート段階から『ソフトコーラル』の魅力を堪能出来ると思います。

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(ステップ2)

◎マメスナギンチャク

◎ウミキノコ

◎好日性トサカ

次の段階は、この辺りのサンゴでしょうか。(ステップ1)に比べると、水質等に敏感になり、長期飼育がやや難しくなります。

導入初期はポリプの開きも良いのですが、水質管理を怠ったり、照明が弱かったりするとポリプの開きが悪くなり衰弱していきます。

水槽設備は(ステップ1)と同じで大丈夫ですが、水質管理には気を遣う必要が出てきます。海水魚の生体数を極力抑え、水替えの頻度を増やしていけば、問題なく飼育する事が出来ます。




(ステップ3)

◎イエローポリプ

◎ヤギ

◎ベニウミトサカ

この3種類は、(ステップ1)・(ステップ2)の『ソフトコーラル』と違い、給餌が必要になるため、飼育難易度はぐんと高くなります。

特に、ヤギとベニウミトサカは陰日性サンゴのため、光をエネルギーとる光合成はせずに、ポリプによる捕食活動で栄養を取っています。

給餌の方法としては、液体のサンゴ用フードをスポイトで撒いてあげるのが一般的です。そのため、サンゴ自体をまとめて配置した方が、効率的に給餌する事が出来ます。

(ステップ4)

◎ウミアザミ

◎クダサンゴ

この2種は、「可憐」という言葉が非常によく似合う種類になります。デリケートな性質で、飼育難易度は『ソフトコーラル』の中で一番高いと言っても過言ではないでしょう。

サンゴ飼育に大切な「照明・水質・水流・水温」等、全てを状態良く維持しないと、長期飼育が難しくなります。水質の悪化や高水温には非常に敏感なので、設備面を充実させてからチャレンジしたいサンゴになります。

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まとめ

今回は『ソフトコーラル』に限定して、ステップアップしていく方法を挙げてみました。(ステップ1)・(ステップ2)は、それほど飼育が難しくないので、すぐに導入する事が出来るでしょう。ぜひ、チャレンジしてみてください。

水質等に許容範囲が広いと書きましたが、「悪い水質でも状態良く飼育出来る」という意味ではありません。サンゴ本来の美しさを引き出すためには、やはり普段からしっかりと水槽管理を行い、良い水質を長く保つ必要があります。

(ステップ3)・(ステップ4)の『ソフトコーラル』にチャレンジする場合は、それなりの設備を整えてからにしましょう。水質が悪化しやすい海水魚中心の水槽に導入しても、1週間ぐらいで状態が悪くなり、最終的に溶けて無くなるという結果につながります。ぜひ、サンゴ中心の水槽を準備してから導入を考えていただきたいです。

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