熱帯魚水槽で混泳ができる中型魚は何か!

熱帯魚水槽で混泳ができる中型魚は何か!

小型魚中心の水槽に、何かワンポイントとなるやや大きめな中型魚を導入したいと思っている方も多いですよね?

熱帯魚飼育を始める時、ほとんどの方は、水草水槽に小型テトラや小型コイなどを群泳させて楽しむと思います。

熱帯魚ショップの販売水槽を見ても、3~5cmの小型魚が群泳している姿が幻想的なので、人気があるのもうなずけます。

もちろん、小型魚の群泳水槽も素晴らしいのですが、飼育期間が長くなってくると水槽内に何か変化が欲しくなってきます。

そんな時、10~15cmとやや大きめな中型魚を導入し、水槽内を今までとは違った雰囲気にしてみようかなぁと考えるのではないでしょうか。

まさに、この記事を読んでいる方は、このような状況や心境だと思いますので、小型魚中心の水槽に導入できる中型魚を何種類か記載していきます。

そして今回は、中型魚がテーマですので、60cm規格水槽以上の水槽で飼育する事を想定しています。

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・混泳向きの中型魚!

◎アナバスの仲間

アナバスの仲間は、ラビリンス器官という特殊な呼吸器官を持っている種類になります。ベタやグラミーが代表的な種類で、熱帯魚ショップでも多くの個体が販売されています。

そして、グラミーの仲間にはネオンドワーフ・グラミーやチョコレート・グラミーなど、人気のある小型種が多くいますが、これらの小型種が10cmを超える事はなく、今回のテーマからは外れますので除外して考えていきます。

体長が10~15cmになる中型魚で、最もオススメできるのは、全身に真珠を散りばめたような模様が特徴の「パール・グラミー」になります。ヒレも大きく優雅な感じがするので、小型テトラの群泳と一緒に泳がせたい種類です。

その他では、全身シルバーの「シルバー・グラミー」や、オレンジと黄色を混ぜたような綺麗な体色の「ゴールデン・グラミー」がオススメになります。

◎レインボーフィッシュの仲間

レインボーフィッシュというと、ネオンドワーフ・レインボーやニューギニア・レインボーなど、小型美魚が多いイメージがありますが、10cmを超える中型魚にも美しい種類がいます。

そして、レインボーフィッシュの中型魚は、大人しい性格で協調性もあるので混泳向きな種類が多くいます。

10cm前後になる種類でオススメなのは、体の半分がオレンジ色に染まる「ハーフオレンジ・レインボーと、ブルー一色に染まる「ブルー・レインボー」です。

また、15cm前後の個体なら、体色が朱色に染まり頭部の後ろ部分が独特のフォルムの持つ「コームスケール・レインボー」がオススメになります。

◎ナマズの仲間

ナマズの仲間といえば、小型ナマズのコリドラスが最も有名で人気種ですが、中型魚というイメージはあまりありません。実際、5~6cm前後の種類がほとんどで、今回のテーマから外れてしまいます。

他の種類を見てみると、プレコは一部の種類を除いて大きくなり過ぎてしまいますし、キャットフィッシュ系は混泳向きではありません。

そこで、このナマズの仲間でオススメできるのは、体長が10cm前後にまで成長し、大きいコリドラスといった印象のある「ブロキス・スプレンデンス」になります。ショップでは、エメラルドグリーン・コリドラスの名称で販売されている事もあります。

もう一つオススメなのは、漆黒のボディに金色の斑点が入り、かっこいいコリドラスといった印象の「スクレロミスタックス・バルバトゥス」です。最大で15cm前後になり、ショップではコリドラス・バルバトゥスの名称で販売されています。

◎カラシンの仲間

カラシンの仲間の中で最も人気がある種類は、小型テトラになります。また、アマゾンの人食い魚として有名なピラニア・ナッテリーも、このカラシンの仲間です。

小型テトラは4~5cmの種類がほとんどで、ピラニア類はもちろん混泳する事はできません。

今回、この種類の多いカラシンの仲間の中で注目したいのは、ハチェット類になります。

ポピュラー種のシルバー・ハチェットやマーブル・ハチェットは、全長が4~6cmなので小型魚の部類に入ってしまいます。そこで、オススメとして紹介したいのは、ハチェットの体形で10cm前後にまで成長する「トラコカラックス」になります。

この大きな体形で水面付近を泳ぐ姿は、やや不気味な感じがしますが面白い水槽に仕上がります。水槽の外にジャンプする事があるので、水槽の蓋は必須アイテムです。

◎メダカの仲間

メダカの仲間というと、グッピーやプラティなどの小型な種類が有名で、やや大きめな中型魚というイメージが沸きづらい印象があります。

しかし、そこは種類が多いメダカの仲間ですから、流通されている個体も色んな種類が存在します。

尾が刀のように伸びるソード・テールや、真っ黒の体色が特徴のブラック・モーリーも8cm前後まで大きくなりますが、ここでオススメしたいのは、最大で12cm前後になる「セイルフィン・モーリー」です。

オスの背ビレが大きく広がる姿が美しく、ゴールデンやプラチナなど、多くの改良品種が作られています。




・やや混泳向きの中型魚!

◎シクリッドの仲間

シクリッドの仲間は、熱帯魚界の王様ディスカスや、女王のエンゼルフィッシュ。そして、アピストグラマやアフリカンシクリッドなどと、人気の高い種類が揃っているのが特徴です。

アピストグラマは10cmまで成長しませんし、アフリカンシクリッドは好む水質自体が違い混泳するのは難しいので、今回は除外させていただきます。

また、ディスカスも好む水温が違いますし、ディスカスは王様ですから、やはりディスカス同士の混泳をしていただきたいです。

それらを踏まえ、ここでオススメしたいのは、熱帯魚界の女王「エンゼルフィッシュ」になります。体長が10~13cm前後で、水草水槽にも似合います。

注意点として、卵や稚魚を育てる習性を持っているので、その育児期間は性格が荒くなり、他魚種に対して攻撃的になってしまいます。また、飼育の難しいアルタムエンゼルには手を出さないようにしましょう。(アルタムエンゼルは上級者でも飼育が難しい種類で、状態の良い個体を選ばないと長期飼育はほぼ無理と考えていいです。)

◎コイの仲間

コイの仲間は、カラシンの仲間と同じく小型美魚の多い種類になります。そのため、小型テトラのように群泳させて楽しむのが一般的です。

コイの仲間も、ネオンカラーに輝く小型のものや、60cmを超えるものなど大小様々な種類が存在します。

その多くいる種類から、今回のテーマの中でオススメできるのは「クラウン・ローチ」「クーリー・ローチ」になります。

どちらも、体長が10cm前後で、水槽の低層域を泳ぎ残餌処理をしてくれます。しかし、底砂をほじり水草を抜いてしまう事があるので、綺麗にレイアウトされた水草水槽では厄介者になってしまう可能性があります。

強そうな外見に似合わず意外と臆病な面があるので、気の強い生体との混泳には注意が必要になります。特に、水槽に導入した直後はよく観察していないといけません。

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まとめ

今回は、中型魚に焦点を当ててみました。初めて中型魚を水槽に導入した時は、ものすごく大きく感じますが、見慣れていくといいワンポイントになり水槽内に華やかさが出てきます。

60cmの水草水槽に、小型テトラや小型コイを15匹ぐらい群泳させて、上記で記載した中型魚を、ワンポイントまたは主役として導入するのが一番やりやすい混泳になりますので試してみてください。

最後に、混泳に100%成功という確証はありません。個体それぞれの性格が違いますので、成功する場合も失敗する場合もあります。上記に記載した生体も、成功確率が高いというだけですから、あくまで参考として考えてください。

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