海水魚水槽にサンゴを入れる方法!

海水魚水槽にサンゴを入れる方法!

海水魚水槽の飼育に慣れ、海水魚が普通に飼育できるようになると、サンゴにチャレンジしたくなりませんか?

奇抜な体色の魚が多い海水魚ですが、サンゴも負けないぐらいカラフルで美しいです。しかし、魚に比べてサンゴは水質に敏感なので、飼育は難しくなります。

サンゴ水槽を目指すのであれば、ある程度の予算がかかります。どのサンゴをメインにするかによっても違ってきますが、現在のシステムからワンサイズ上げなければならない器具も出てきます。

また、サンゴ自体安いものでも3000円~5000円程度し、10000円オーバーのものもたくさんあります。システムも含めて、海水魚より手軽という訳にはいきません。




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・サンゴ水槽で変更したい器具!

◎照明器具

蛍光灯でも飼育できるサンゴはありますが、魚水槽より光量が必要になります。メタルハライドランプ(メタハラ)を使用できれば一番ですが、金額も電気代も高いので、LEDランプの多灯が色んな面を考えて理想的なのではないでしょうか。

サンゴによっては強い光を必要としない種類もありますが、ミドリイシなど多くの光量を必要とし、そして飼育難易度の高いサンゴを飼育する場合はメタハラが必要になります。

◎水流ポンプ

水流は非常に大切になってきます。水槽全体の水が回るように、多方向から水流ポンプで水流を作ります。そのため、1個では少し厳しいので、2~3個設置する必要があります。

サンゴに直接当てるのは良くないので、水流は水槽のガラス面に当てて間接的に流れを作ってください。水流の目安は、サンゴの触手がゆらゆらたなびく程度が理想になります。

強すぎる水流は、サンゴが配置場所から落ちてしまったり、触手がちぎれてしまう等の原因になってしまうので注意しないといけません。

◎フィルター

サンゴは魚より水質に敏感で、調子を落とすと触手が開かなくなったり、溶けるように無くなっていきます。フィルターのサイズをワンサイズ上げて、濾過能力を高めたいところです。

ワンサイズ上げるのが厳しい場合は、小型のプロテインスキマーを設置して濾過能力を高めましょう。今あるシステムに追加するだけなので、こちらの方が手軽にできます。

◎水槽

設置場所の関係もありますが、できるだけ水槽サイズを大きくした方がいいです。水量が増えると水質の安定度も増しますので、サンゴの飼育には有利になります。

また、導入できるサンゴ数も増えますので、色々な組み合わせや配置ができて見栄えが非常に良くなります。

本格的に長期飼育を考えている方は、思い切ってオーバーフロー水槽にするのも良いでしょう。しかし、オーバーフロー水槽は、かなりの重量になりますので、設置場所に気を付けてください。大きいオーバーフロー水槽を設置する場合は、床の補強工事が必要になる事もあります。

ここに挙げた器具を変更しなくても、サンゴの種類を選べば、現在の海水魚水槽のシステムで飼育は可能です。まずは初心者向けのサンゴを飼育して、徐々にステップアップしていくのが良いと思います。

一つ大切なのは、サンゴは魚やイソギンチャクとは違い自分の意志で好きな場所に動く事ができません。ですので、定期的な水替えはもちろんの事、しっかりと光を当てたり、触手の間にゴミ等がたまらないように水流を作ってあげたりするのは飼育者の仕事になります。

サンゴは2種類に分類され、サンゴに骨格のあるものが「ハードコーラル」、骨格のないものを「ソフトコーラル」といいます。また、光を必要とするサンゴを「好日性サンゴ」、光を必要としないサンゴを「陰日性サンゴ」といいます。

「陰日性サンゴ」は給餌が不可欠なため、飼育が難しいです。中級者以上の方がチャレンジしましょう。

こんなサンゴ水槽を目指して頑張りたいですね。




・初心者向けのサンゴ!

◎ディスクコーラル(ソフトコーラル)

写真左側がディスクコーラルになり、水質低下にも強く丈夫なサンゴです。色もブルー・グリーン・オレンジと豊富で、ディスクコーラルのみをコレクションしてレイアウトしている方もいます。光量に対する許容範囲も広いので飼育しやすい種類になります。

◎スターポリプ(ソフトコーラル)

水質や光量に対する許容範囲の広い、丈夫なサンゴになります。グリーンの蛍光色で存在感があり、見た目は芝生のようにフサフサして、ブルー系の光を浴びながら水流にゆらゆらゆらめく姿は非常に幻想的で、見ていて飽きないサンゴです。

◎バブルコーラル(ハードコーラル)

あまり強い光も必要なく、丈夫で飼育しやすいハードコーラルの入門種です。ブドウの房のような形状で、色はホワイトとグリーンがあります。バブルコーラルには攻撃用の触手があり、この触手は毒性が強いので、他のサンゴとの距離を離して配置しないといけません。




・少し慣れたら入れたいサンゴ!

◎マメスナギンチャク(ソフトコーラル)

飼育が簡単といわれてますが、意外と長期飼育が難しいサンゴです。マメスナギンチャクの最大の魅力は、豊富なカラーバリエーション。しかし、このカラーを維持するのが難しく、強めの光量が必要になります。

◎ナガレハナサンゴ(ハードコーラル)

ブルー系の照明の光に輝きながら、適度な水流にゆらゆらとたなびく姿が非常に幻想的で、ぜひ導入していただきたいサンゴです。近縁種のコエダナガレハナサンゴやハナサンゴも同様に幻想的ですので、気に入った個体を導入してください。

この3種は触手の毒性が強いので、他種とは距離を置いて配置するなど、配慮が必要になります。近縁種の3種は、触れ合っても大丈夫です。

◎ウミキノコ(ソフトコーラル)

安価で流通量も多く、ポピュラーなサンゴです。丈夫そうに見えますが水質には敏感で、水質が悪化するとポリプを出さなくなってしまいます。

ノーマルカラーは白っぽいのですが、一番人気はグリーン系のカラー。飼育に適した環境を整えれば、どんどん成長していき、株分けも可能になります。

◎コハナガタサンゴ(ハードコーラル)

透明感があり、ぷよぷよした質感が魅力のサンゴです。毒性は弱いので、他のサンゴとは離れた位置にレイアウトしなければなりません。また、定期的に給餌すると状態よく飼育できます。

残念ながら、小型ヤッコなどサンゴを突くタイプの魚種を飼育している水槽には格好の餌になってしまいますので導入はできません。

・サンゴ飼育!(まとめ)

この辺りのサンゴからスタートしていくのが、一番良いと思います。比較的水質などには許容範囲があり、長期飼育も可能な種類なのでサンゴ水槽の楽しさが味わえます。

サンゴ自体が決して手頃な価格ではないので、ある程度の覚悟を決めて、水槽システムを充実させてから導入するようにしたいところです。

サンゴは金額が高く、一度に多くの個体を導入するのは難しい面がありますが、徐々に追加していって、自分の求める水槽にしていくのも非常に楽しめますのでオススメです。

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