メダカの繁殖を楽しむ方法!
メダカの繁殖を楽しみたいなぁ!と思っている方も多いですよね?
メダカは飼育も簡単で初心者向けですし、繁殖も比較的容易にできます。しかし、繁殖を成功させるためには、少しの基礎知識と器具類が必要になってきますので、以下の記事を参考にしていただきたいと思います。
・繁殖を楽しむ基礎知識!
◎繁殖のサイクル
「卵~孵化~稚魚~成熟~産卵」これが繁殖の簡単なサイクルになります。卵から孵った稚魚は3カ月ぐらいで成熟し、産卵行動ができるようになり、このサイクルが繰り返し行われていきます。
◎繁殖に適した水温
メダカ飼育は18~30℃が適温になります。その中でも繁殖に適した「25~27℃」を維持すると、エサ食いも良くなり、たくさん卵を産むようになります。30℃以上になると、活動が鈍くなり、産卵数も減ってしまうので注意しましょう。逆に、冬場は熱帯魚同様にヒーターが必要になります。
◎適した日照時間
メダカに適した日照時間は「13~15時間」です。屋外で飼育する場合は特に気を付ける事はありませんが、室内で飼育する場合は照明器具を付けて、ある程度の時間を決めて入り切りし、一定の生活リズムを作ってあげるようになります。
◎メダカの繁殖期
室内で、水槽用ヒーターと照明器具を使ったシステムの場合は、1年中繁殖行動を行います。屋外で飼育の場合は「5月~10月」頃までが繁殖期になり、それ以降の気温が下がる時期になると、繁殖行動が鈍くなります。
◎繁殖に適した比率
雌2匹に対し雄3匹の組み合わせが、一番適した比率になります。しかし、熱帯魚のグッピーのように雌雄を区別して販売されている事が少なく、選んで購入する事はできませんので、10~15匹をまとめ買いするのが一般的です。
また、容器の水量に対して生体が少なすぎると縄張り争いをし、多すぎるとストレスを感じ産卵しなくなってしまいます。1リットルの水に対し「メダカ」1匹を目安に、やや少なめを意識して導入してください。
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・繁殖に適したシステム!
◎容器
室内で飼育する場合は、水槽での飼育になると思いますので、30cmキューブ水槽ぐらいのサイズで大丈夫です。(もう少し小さい水槽でも問題ありません)
屋外で飼育する場合は、メダカの繁殖用に開発された便利なケースがありますので、それを利用してみてはいかがでしょうか。大きさは2種類で、水量15リットルと、水量25リットルが用意されています。
もちろん、もっと小さいメダカ鉢や、プラケースなどでも飼育は可能です。
◎濾過装置
状態の良い飼育水を保つために濾過フィルターは設置した方が良いのですが、水量に合った生体数なら設置しなくても大丈夫です。2~3日に1回と、定期的な水替えを心掛けてください。
毎日、水質をある程度一定に保たせるためには濾過フィルターを設置しないと管理が難しくなってしまいます。もちろん、定期的な水替えも同じく重要になります。
◎水草
産卵する場所を作ってあげないといけないので、水草を入れるようになります。水草は、カモンバやアナカリスなど安価なもので十分です。屋外で飼育する場合は、浮き草で大丈夫です。
熱帯魚ショップに行くと、やらかい繊維でできた「産卵床」も販売していますので、それを利用しても良いでしょう。
◎隔離ケース
卵や稚魚は、親魚に食べられてしまうので、水草などに産み付けられた卵を発見したら隔離しないといけません。違う容器を準備するのは大変なので、水槽内に設置できる、隔離ケースを利用するのが良いでしょう。
・産卵から稚魚育成まで!
◎産卵時間帯
産卵は、日の出から数時間以内の早朝に行われます。その後、雌のお腹にしばらく付いていて、水草や産卵床に産み付けます。卵が産まれたかを確認するのは、できるだけ午前中に行い、卵や稚魚が食べられてしまうのを防止しましょう。
◎孵化したての稚魚
孵化したての稚魚は2~3日かけて、体内に蓄えられている栄養を吸収して幼魚になります。給餌は、孵化して3日後ぐらいから始めましょう。餌は、稚魚用の人工飼料を数回に分けて、ごく少量ずつ与えます。これを1カ月ぐらい続けてください。
◎稚魚から幼魚の育成
孵化したての稚魚を約1カ月育成すると、1cmぐらいの幼魚になります。ここまでくると、だいぶ体も強くなっているので一安心です。餌も、稚魚用の物から幼魚用の物に切り替えましょう。
与え方は、残り餌が出ないように適量を心掛けてください。これを3カ月続けると成熟し、産卵行動を行うようになります。
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まとめ
メダカの繁殖を楽しむ方法!というテーマで、「基礎知識」・「飼育システム」・「稚魚の育成」に分けて説明してみました。ここに書いたのは、あくまで基本の方法で、実際はそれほど神経質にならなくても繁殖を成功させる事はできますので、安心してチャレンジしてください。
卵が産まれた際に隔離をするのが難しい場合は、水草などで稚魚の隠れ家を作ると生存確率が上がります。もちろん、ほとんどの卵や稚魚は食べられてしまいますが、数匹の稚魚は生き延びる事ができます。5mm前後の稚魚を発見した時は、本当にうれしいものですので、ぜひこの感動を味わっていただきたいと思います。
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